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【第73回東北大学祭】Tー1 天文同好会3連覇

  教室企画の人気を競うT―1グランプリ。来場者による投票の結果、今年は天文同好会が優勝した。昨年は大学祭がオンライン配信となったため、教室展示が行われるのは2年ぶり。教室企画には多くの団体が参加し、川内北キャンパスの講義棟はさなざまな発表・展示でにぎわった。


 優勝した天文同好会は、前回、前々回に引き続き3連覇を果たした。続く2位はアカペラコーラス部、3位はブルーグラス同好会となった。


3年連続のグランプリに輝いた天文同好会の展示。
美しい星々の写真をじっくりと眺めることができる


 T―1グランプリは、来場者の投票により、屋内部門、模擬店部門で最も人気を集めた団体を決める恒例企画。昨年は、新型コロナウイルスの影響で大学祭がオンライン開催になったことに伴い、実施が見送られた。今年は飲食の模擬店が中止になったことにより、屋内部門に絞って投票が行われた。


 教室展示に参加したのは学内の部活やサークルなど51団体。このうち上位3団体が、来年の大学祭の教室企画に、抽選などを経ることなく、無条件で参加する権利を獲得できる。


 優勝を飾った天文同好会による教室企画のタイトルは「星見屋‘21」。プラネタリウムの上映、部員が撮影した天体写真や望遠鏡の展示を行った。


 結果発表と表彰式は最終日のグランドフィナーレで行われた。表彰の際、天文同好会の代表者である白地昭豊鏡さん(工・2)は「このような賞を頂けてうれしい。苦労したのはプラネタリウム。2カ月前から準備していた。みんなに楽しんでもらえたならよかった」と語った。


優勝を勝ち取り笑みを見せる
天文同好会代表の白地さん(工・2)


 教室企画では、作品展示以外にも、音楽サークルによるコンサートのほか、ボクシングや迷路、クイズ大会といった体験型のイベントも行われた。教室企画でアンサンブルを披露した吹奏楽部の髙橋翠さん(文・1)は「今回が入部してから初の発表の場。緊張したが、みんなで高め合いながら本番に臨めたと思う」と話した。


 2年ぶりに行われた今年のT―1グランプリでは、1位から3位までの結果が前回大会(2019年開催)と全く同じとなり、前回の上位3団体が変わらぬ強さを見せた。特に天文同好会の人気は健在で、中間発表から最終結果発表まで、1位の座を守り続けた。T―1グランプリ強豪団体のほかにも、個性的な企画がそろった今年の展示。来年のグランプリから目が離せない。

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