【ニュース】本学学生3人 杜の都親善大使に ~仙台の魅力 市内外へ発信~
仙台の魅力をPRする「2022せんだい・杜の都親善大使」の選考会が3年ぶりに実施され、本学の女子学生3名が選ばれた。任期は先月1日から来年4月30日までの1年間で、仙台市内外の祭りや催事に参加する。親善大使に選ばれた、青山美波さん(理・4)、佐々木夏音さん(文・4)、久野智子さん(文・2)に話を聞いた。 (聞き手は照井希望)
表彰式で笑顔を見せる親善大使 (左から佐々木さん、青山さん、久野さん) (仙台商工会議所提供) |
―親善大使の募集に応募した理由は
佐々木 私は生まれも育ちも仙台で、小学生から親善大使になることを目指していました。県内外の人に仙台の魅力を伝えたいという思いと、コロナ禍で活気をなくした仙台を盛り上げたいという思いで応募しました。
青山 私は以前から家族で仙台を訪れていましたが、大学生から住み始めるとその魅力が身近になりました。自分自身が好きな仙台の素晴らしさを発信する活動に関わりたいと思い、ホームページで親善大使のことを知って応募しました。
久野 高校生のときに初めて仙台を訪れ、街の雰囲気に一目ぼれしました。仙台に住むために東北大学を選んだので、住んでいるときにしかできない活動や、市に貢献する活動がしたいと思い応募しました。
―親善大使に選ばれるために努力したことは
佐々木 長年仙台に住み、親善大使になることを目指していた私だからこそできるPRは何か、ということをよく考えてから選考会に臨みました。
青山 選考会の前に、自分が好きな仙台の場所を再度訪れ、仙台への思いを強めていました。
久野 東京出身の私は、東北出身の人より仙台についての知識が劣るのではないかと思っていました。それでも、「仙台が好き」という気持ちを大事にしました。
―活動内容は
佐々木 東北絆まつりや仙台七夕まつりなどへの参加や、仙台市内外でのシティセールス活動を予定しています。
青山 先日行われた仙台・青葉まつりでは、開祭式典や本まつり巡行に参加したり、仙台市のブースで扇子を配ったりしました。
―活動で楽しみにしていることは
佐々木 これまではイベントを見る方の立場でしたが、これからはPRする立場となるので、新たな仙台の魅力を発見できることを期待しています。人と直接関わることが好きなので、市民と触れ合う機会が増えることも楽しみです。
青山 私は、大学に入ってから仙台でのイベントに参加するようになったのですが、コロナ禍で祭りが中止になった時期もありました。自分自身もイベントの魅力を知りながら発信していくことが楽しみですし、頑張りたいことでもあります。
久野 仙台に来て2年目なので、仙台で行われるイベントは初めて参加するものが多いです。イベントの魅力をPRする側として参加するので、その準備段階で地域のことを知ることができるのが楽しみです。
―任期中はどのように活動していきたいか
佐々木 仙台でのイベントに初めて参加する人だけでなく、長年参加してきた人にも、改めてその魅力をアピールしたいと思っています。コロナ禍の影響を受ける中でも「やはり仙台は活気がある町だ」と感じられるよう、明るくPRしていきたいです。
青山 県内外の人が「仙台に行ってみたい」「また来たい」と思ったり、思わず仙台のことを調べてしまったりするような活動がしたいです。私が大好きな、自然と歴史にあふれた景観とイベントを、多くの人に知ってもらえるように活動していきたいです。
久野 地域の方々や部活の仲間などから応援の言葉をもらい、大きな励みになっているので、その期待に応えたいです。私は東京から仙台に来たので、仙台を初めて訪れる人と同じ新鮮な気持ちで活動に臨めると思います。コロナ禍ではありますが、県外からも足を運んでもらえるような活動がしたいです。