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【入学お祝い号2023】旅行・勉強・免許取得など 先輩から学び、悔いのない1年を

  人生に後悔は付きもの。誰しも「あの時ああしていれば」と過去の行いを悔やんだことはあるだろう。学生生活においても同じだ。新生活に目がくらみ、思うような1年生を過ごせなかったと振り返る学生は多い。では、悔いのない1年生ライフを送るにはどうすればいいのか。一つの方法は、同じ道を歩いてきた先輩の行いに学ぶことではないか。



 本紙は2月、本学に在籍する学部生を対象に「1年生のうちにやっておけばよかったこと」を調査。Google Formを用いてアンケートを実施した結果、1〜3年生(以降、回答者の学年は調査時のもの)11名から回答を得、26個の「やっておけばよかったこと」が集まった。回答は6つのジャンル―「アルバイト」「資格・免許」「専門のための勉強」「専門以外での勉強」「部活・サークル」「学校生活全般・その他」―ごとに集計。各ジャンルで多かった回答を中心に「やっておけばよかったこと」とその理由を紹介する。先輩たちの過ちに学び、少しでも後悔の芽を摘んでおこう。(野澤凜太郎)



 最も回答の多かったジャンルは「学校生活全般・その他」。まず、「自分の好きなことにもっと時間を使えばよかった」という旨の回答が目立った。「趣味に時間を費やしたり長期休暇中に旅行に行ったりする」(文・2)を挙げた回答者は「2年次以降では、授業の専門性が上がり、1年次よりも勉強や課題に時間を割かざるを得ないから」と語る。同じく「何か一つ熱中できるものを見つける」(工・3)と述べた回答者は「4年間かけて夢中になれるものを極めよう。大学生活だけでなく、今後の人生にも役立つかもしれない」と理由を説明している。





 同ジャンルでは「運動する習慣をつけておけばよかった」といった回答も複数あった。理由としては「引きこもりすぎたせいでもう動けなくなりました」(理・3)、「何をするにも体力がないと続かない」(文・1)などがあった。


 次に回答を集めたジャンルは「専門のための勉強」。「ちゃんと大学の勉強をすること」とした回答者(工・3)は「きちんと勉強して単位を取らないと後々苦労する」と語る。高校までとは異なり、一筋縄ではいかない大学の試験を念頭に「勉強の習慣付け、方法の確立」(法・1)が重要という意見もあった。



 「専門以外での勉強」のジャンルでは「読書の習慣化」が目立った。理由として「専門科目への理解を深めるためにも教養が大切だと感じているから」(文・1)や「語彙力が上がりディスカッションなどの授業で役立つから」(経・2)などがあった。また、「ワード、エクセルなどの基本操作を学ぶ」(文・1)との回答も。理由は「図表を作るとき、なかなか苦労しているから」だった。



 「資格・免許」のジャンルでは「1年生のうちに運転免許を取得しておけばよかった」との声が多かった。理由として「まだそこまで忙しくない1年生のうちに短期間で取得するのがよい」(文・1)、「予約が思ったようにできなかった」(農・2)「後になってから取るのはなかなか大変です」(工・3)などがあった。あっという間に枠が埋まってしまうことを理由に「夏休みの合宿免許の予約を4月中に取っておくこと」(文・2)を勧める声もあった。



 「部活・サークル」のジャンルでは、そもそも「サークルに入っておけばよかった」(文・2)という回答が。理由は「友達ができるから」だった。また、「さまざまな活動に挑戦していれば好きなものに確信を持てたのではないかと思う」という理由から「いろいろなサークルに入って試してみる」(経・2)といった回答があった。

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