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【入学お祝い号2024】花咲いて春の省察録

入学おめでとう。僕たちはこうして失敗したー


 新入生の諸君、入学おめでとう。そして東北大へようこそ。中には初めて親元を離れて仙台という地で一人暮らしをする人もいるだろう。洗濯などの慣れない家事、新しい人間関係への不安。毎晩ホームシックで枕をぬらす日々を送っているだろうか。しかしいきなりなんでも上手くいく人はいない。弊部の部員の多くも同じような時期を乗り越えてそれぞれの学生生活を送っている。とはいえ不安なことは多いだろう。そこで今回は、筆者が仙台に来たばかりの頃を、失敗談を含めて振り返り、諸君らの新生活に生かしてもらえたらと思い、この記事を執筆した。ぜひ、参考または反面教師にしてもらえたら幸いである。諸事情で報道男くんと新聞子さんという一人二役の脳内対談の形をとるが、ご容赦願いたい。



家事と悪戦苦闘な日々

報道男  家事には本当に苦労しました。特に自炊。野菜炒めを焦がしたり、パスタがめちゃくちゃ伸びたり。うまくいかないことばかりだった。実家にいた頃は親の料理に注文をつけたりしたけれど、今思うと親は偉大ですね。


新聞子  とりわけ入学したての頃は張り切って凝った料理を作りがちですからね。私の場合は洗濯も大変だったかな。洗濯機の使い方がわからなくて脱水し忘れたりしました。洗濯物をため込みすぎて、着るものがなくなったりしたのも今では良い思い出です。



不安ばかりなキャンパスライフ

報道男  キャンパスを歩くのも最初はドキドキしました。新歓の勧誘は多いし、「宗教勧誘に注意!」みたいな物騒な警告メールも来たりしたし。でも新歓イベントで友達とサークルの出し物を見て回ったりしたのは楽しかったです。


新聞子  みんなサークル探しに全力だったよね。一旦入ってみて飽きたら辞めてっていう感じで厳選していくのがおすすめって先輩に言われたな。私の場合は学食に行くのが毎回わくわくしたかな。食堂だけでいくつもあるし、和洋中いろんな食べ物があるから、今日はどうしようかなって毎日の小さな楽しみになっていました。



はじめての「大学の授業」

報道男  大学の授業といえば履修登録だけど、特に1年の1学期は悩んで決めた気がします。高校の授業と違って選択制だし、なにしろ膨大な数の授業から選んでいくわけなので、とても大仕事のように感じられました。


新聞子  取りたい授業に限って必須科目と被っていたりしますよね。私は学問論の授業が特に楽しかったかな。全学部共通の科目だから色々な学部の人と交流できたし、改めて大学という場所の多様性を感じる機会にもなりました。



当時を振り返って

報道男  今振り返るとまさに期待と不安が入り混じった時期でした。 


新聞子  そうですね。でも夏ごろには慣れ始めていた気がします。新入生の皆さんにも、あまり気負わずに学生生活を満喫してほしいですね。


(赤星和也)


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