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【サークル活動】本学ストリートダンスサークル WHO 全国準優勝 JDC 大会2連覇は逃す

  本学ストリートダンスサークルWHOが2月27日、日本一の大学ダンスサークルを決める大会「Japan Dancers’ Championship(JDC)2024」で準優勝を果たした。WHOはJDC2023で42チーム約2000名から優勝を勝ち取っており、今大会は2連覇を懸けた大一番であった。



Japan Dancers’ Championship 2024で準優勝した
本学ストリートダンスサークルWHO(写真は全て提供)



 WHOの総部員数は当時242名、本学最大のダンスサークルである。扱うジャンルはヒップホップ、ブレイク、ポップ、ロック、ジャズ、ハウス。ストリートダンスを楽しむことを第一の目的に掲げており、各部員が曜日ごとに開かれる好きなジャンルの練習に励んでいる。



 JDCへの出場は今大会で3回目。4年前の初出場では全国で第3位、前回大会のJDC2023では優勝を果たした。今大会は部内のオーディションの末、65名が大会に出場。少人数のグループが各ジャンルのダンスをリレー形式でつないだ。

 

ロックを踊る部員



ジャズを踊る部員



 昨年3月から11月にかけて、総指揮と各ジャンルに2人の「振り付け構成ディレクター」が毎週3〜4時間の会議を重ね、準備してきた。大会に向けた本格的な練習は昨年11月に始めた。



 JDC2024での総指揮を務めた松野礼依さん(文・4)は「優勝はできなかったが、やり切った」と振り返る。前回大会の優勝から周囲の期待感が大きく、プレッシャーを感じていた。部員の勝ちに対する気持ちも強かったという。松野さんは「勝ち負けじゃなく、悔いが残らないように踊ろう」と部員を鼓舞した。「結果、全力のパフォーマンスを観客や審査員に届けることができた。前回大会から、WHOの知名度が上がり、WHOを応援してくれる方が増えた。準優勝という結果にはなったが、『良かったよ』と個別に励ましてくださる審査員の方もいてうれしかった」とこの1年のWHOの躍進をかみ締めた。



 サークル代表の石川璃空さん(農・3)は「ディフェンディングチャンピオンとしての思いが強く、大きなミスもなくやり遂げた。だからこそ、結果が発表されたときは満足感と悔しさが入り混じった複雑な気持ちになった。それでも、楽しいだけじゃない世界を体験するのは良い経験だった」と話した。



 来年もJDCに出場するかについては現在協議中だ。



 石川さんは部員に向けて、「おのおのが好きなようにダンスを楽しんでほしい」と笑顔を見せた。松野さんは「JDCにとらわれず、部員みんなが能動的にやりたいことに挑戦し、WHOらしく頑張ってほしい」とエールを送った。

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