【ニュース】「国際卓越研究大」今年度中の認定へ
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世界トップレベルの研究力を目指して国が大学ファンドで支援する「国際卓越研究大学」の認定候補に本学が選定されたことについて、文部科学省は先月14日、本学の計画案が「認可の水準を満たし得る」とする審査結果を公表した。昨年9月に留保付きの選定が発表されてから、有識者会議による審議が進められていた。本学は10月に施行される改正国立大学法人法に基づいて運営方針会議を設置し、関係機関の議論を経て正式に認定される見通し。初の助成は約100億円で、今年度中の開始を予定する。
本学が同日に公開した計画の改訂案では、個別の研究振興ではなく、大学としてのシステム改革に主眼があるとした上で、「日本にとってラストチャンスとも言える今回の大学改革を先導し、変革の結節点となる」と表明した。研究室単位の講座制から研究者単位の独立研究体制への切り替えや、研究を支援する職員の約1100人増員といった従来案に加え、人文社会科学を中心とした価値創造戦略などを盛り込んだ。国際化については日英公用語化や留学生の戦略的誘致、仙台市との連携などを提示した。