【七大戦】学友会スキー部 七大戦優勝 完全優勝には届かず
本学学友会スキー部が第64回国立十大学スキー選手権で東京科学大に次ぐ総合2位となり、全国七大学総合体育大会(七大戦)優勝を果たした。スキー競技での七大戦優勝は2年ぶり。
本学スキー部は12月29日から1月3日に長野県野沢温泉スキー場で実施された6競技に出場。男子は3位、女子は優勝し、総合2位の成績を収めた。また七大戦出場校の中で最も順位が高かったため、七大戦競技としては首位となった。
国立十大学スキー選手権は、旧帝国大学7校に東京科学大、一橋大、神戸大を加えた計10校で行われる。また選手権大会から3大学を除いたものが、七大戦の順位となる。
本大会は各種目の個人順位や団体順位に応じて得点が与えられ、その合計点数で大学の順位が決まる。本学は男子が、坂を滑走しながら旗門を通る大回転と回転で最も多くポイントを獲得。女子は積雪した長距離コースを走るクロスカントリー競技でフリーとクラシカルともに得点が1位となったほか、大回転とリレーでも1位となった。
スキー部主将の滝沢周大さん(理・3)は「今回は選手権で男女ともに優勝し完全優勝することが目標だったので、悔しい」と話す。選手権の10大学で競う意識が強く、七大戦優勝は「結果が出てしばらくして気づいた」という。
ただ今回は昨年より「個人の実力を改善できた」と語る。「経験者の選手はもちろん、初心者もポイントが得られる個人10位圏内に入るなど結果を残した。それが七大戦優勝につながったのでは」と分析した。
次の大会の目標は、今年果たせなかった「男女ともに1位を取り完全優勝すること」。今後本格化する七大戦には「他の部の皆さんも持てる力を発揮し、東北大学が総合1位を取れるよう頑張ってほしい」と話した。