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共通テスト再挑戦 散々な結果・悔恨の思い



  1月17、18日に全国で実施された大学入試共通テスト。全受験生にとって、二度と受けたくないような過酷な試験だっただろう。その共通テストに、報道部のY(工・2)、H(文・2)、K(筆者、文・2)の3人は再び挑んだ。1年のブランクがあるにもかかわらず再挑戦を決めた理由は、その場の勢いだけだ。


―1日目

 まず筆者らは部室に集まった。1人で解き切るほどの集中力を維持できている大学生など存在しないからだ。皆で解くことで少しでも士気を高めようとしたが、Hは忙しいようで、Yと筆者の2人で解くことにした。


 最初は数学ⅡBCから解いた。本来は社会科から始まるところだが、決められた時間割に従うほど大学生は従順でない。緊張感がないせいか、Yが問題の年度を間違えるハプニングもあったが、なんとか2人とも解き切った。意外にも、解いている時は現役時と変わらぬ手応えがあったが、結果は両者共に惨敗。そして、気力が失われ初日が終わった。


―2日目

 数日たち、気力と体力が回復したところで筆者らは再び部室に集まった。この日は情報Ⅰを解いた。


 去年の情報Ⅰは、導入初年度だったこともあり簡単に感じたが、今年はどうか。期待に胸を膨らませて挑んだが、結果はまたもや惨敗。去年よりはるかに難しくなっていた。一般常識で解ける問題は少なく、片手間の対策では点数が取れなかった。


 残りの教科は帰省や旅行の都合で集まることができなくなったため、各自で解くことにした。解き切った後の3人の感想は左の通り。おのおのの点数と見比べて、大学生たちの慢心と後悔をあざけってほしい。


―Yの感想

 現役時の貯金があるため余裕だろうと思っていたが、その自信はあえなく打ち砕かれた。


 まず、古文漢文の衰えをはっきりと感じた。この1年全く古文漢文に触れていなかったので、文章の読み方はもちろん、単語などもほとんど忘れていた。数学や物理も、公式を忘れているなどして序盤から手が止まるとが多かった。その他の教科でも、受験時ならば簡単だっただろう問題にしばしば苦戦した。


 終わってみれば、自己採点するのも恐ろしいほどの惨敗だった。しかし、全く解けないという事実こそが、この壁に挑んだ受験生たちのすごさを再認識させてくれる。こうも難解なテストを、すさまじいプレッシャーの中で解き切る彼らはもはやアスリートだ。この難しいテストを過去の自分が解いていたとは、にわかには信じられない。


―Hの感想

 他の2人とは異なる日程で解いたため、初めに解いたのは国語。8割取りたいが、やはり難しいだろうか、と思いながら冊子を開く。しかし、現代文も古文も漢文も想像以上に簡単だ。この調子なら9割取ってしまいそう、と存分に調子に乗り、不勉強でも解けてしまう大学入試センターの作問姿勢に疑問を呈しながら時間内に完答した。


 この様子ならば、ブランクがあっても解けるのかもしれない。勇んで社会、理科も終わらせた。しかし、3教科が終わった時やっと、もう私の苦手な教科しか残っていないことに気が付いた。気付いた時には後の祭り。Hの点数をご覧いただければ分かるだろうが、国・社・理で干からびた私の脳に、英文を読解する能力も、複雑な方程式を解く余力も残っていなかった。


 来年はペース配分を慎重に考えようと反省したが、来年も共通テストを解いているようでは大学生としておかしい気もする。来年こそは大学の勉強を頑張りたい。


―筆者の感想

 筆者は、文系科目で現役時の点数から20点までしか落とさないことを目標にした。意外にも英語や国語は高得点を取ることができた。しかし、理数科目は見るに堪えない点数を取ってしまった。現役時代も得意ではなかったが、1年間遊びすぎると退化することを身をもって学んだ。2年次はもう少し真面目になろうと決心した。新入生も、大学入学後の1年間で遊びすぎてしまったと感じたら、ぜひ来年の共通テストを解いてみてほしい。受験生の時の真面目な心を取り戻せることだろう。  (栗山智寛)


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