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【一言居士】―2014年6月―雨

 1923年、ドイツの気候学者ケッペンは、「ケッペンの気候区分」と呼ばれる気候分布を考案した。植生に注目し、森林が育つ環境を熱帯、温帯、冷帯の3つに、森林が育たない環境を乾燥帯、寒帯の2つに分類している▼人間が住んでいるのは熱帯、温帯、冷帯の3地帯であり、森林の育つ環境と一致している。森林が育つためには一定以上の降水量が必要になるのは言うまでもないが、これは人間が雨の降る環境にしか暮らせないということも意味している。日本の場合、北海道以外が温帯、北海道が冷帯に分類されており、人間が住むのに適した環境といえる▼6月も終盤である。多くの学生がこのことを喜んでいるに違いない。1年で昼が最も長い時期でありながら、窓の外に広がるどんよりとして雨を降らす曇り空と、じめじめとした蒸し暑さは人々の行動意欲を低下させる▼生活をする上で晴れているのに越したことはない。しかし今、目の前で降っている雨が、実は人間が豊かに暮らしていける証拠になっているという発想もあって良いであろう。
(文責:細)
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