【七大戦特集】学友会剣道部 ~意地と意地ぶつけ 勝機逃さず狙う~
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サブアリーナ三階の剣道場に勢いのあるかけ声が響く。学友会剣道部は7月26日から27日にかけて京都大学体育館メインフロアーにおいて七大戦が控えている。昨年1位を勝ち取り、本学総合優勝の一助となった剣道部は今年も優勝を狙い練習に熱が入る。
4年生にとって引退試合となる七大戦は最重要な大会だという。学年を問わず、部員全員の気持ちが高まる。昨年1位を勝ち取るも連覇というのはあまり意識していないという。「去年は去年のチームの結果。今年は今年のチームで優勝を目指す」と主将の浅川芳直さん(文・4)は七大戦への意識を語る。
去年の力のある豪快な剣道とは打って変わって、地力だけではなく勝負勘のある選手が多いのが今年の剣道部。七大戦という大学の看板を背負い、意地と意地がぶつかる勝負になるため激しい剣道の中で相手の勢いやペースに合わせず、一瞬の勝機を見逃さず隙を狙っていく剣道が持ち味だ。浅川さんは常に部員に、状況やスコアを考えて戦う「理合にあった剣道」を意識するように話す。
剣道部は七大戦前に大会が重なっている。目の前の大会に集中することで調子を上げ、七大戦に向けたいい緊張感を保っているという。選手の層も厚く、団体の枠を争って部員同士もライバルとして切羽琢磨する。七大戦に向け準備は万端。今年の剣道部の活躍に期待がかかる。