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「国際交流オアシス」開設 ~留学生と自由に交流する場へ~

 文科系総合講義棟1階に開設した「オアシス」。始動からまだ8か月ほどである。




 正式名称は「国際交流オアシス」。文系総合国際交流オアシスのアロナ助教は「オアシスを作ったのは、学生たちが自由に交流したり創造したりできるような場所、学生自身が国際交流という舞台で輝ける場所を提供したいという願いからでした」と話す。
 オアシスは主に四つの活動、東北大生の留学サポート、国際交流プログラムの企画・運営、東北大で学ぶ留学生の生活サポート、就職支援をしている。

 留学サポートは様々な留学プログラムが用意されており、生徒が自由に選ぶことができる。オアシスが主体となっているものはもちろんのこと、TGLなどの他の留学情報の紹介もしてくれる。

 すでに始まっているプロジェクトも多い。たとえば「COFFEE HOUR」では、東北大で学ぶ留学生が先生となり、一杯20円のコーヒーを楽しみながら、留学生の母国語を学ぶことができる。こちらでは11か国語が展開されている。また、英語に特化して語学能力を高めたいという人には、「D―PROJECT」という英語のディベートの企画がおすすめだ。ディベートという堅いイメージであるが、議題に世界のデート事情(4月)が掲げられるなど親しみやすい。

 留学生のサポートに関しては、日本語での論文作成や研究計画書の様式などについてのワークショップを運営している。また、オフィスには茶室や楽器が設置されており、茶道や華道を実際に体験して日本文化をより理解することができる。

 さらにオアシスでは、留学生の就職を支援する活動を行っている。日本で就職したいという留学生のために、企業の社長やOB、OGを招いての講演会や就職相談の受付をしている。

 オアシスは日本人と留学生が共に課題を見つけて取り組んだり、共同作業をしたり、ときには世間話をするなど、常に自由に交流できる場となっている。プロジェクトはそのきっかけともいえるだろう。その願いは「オアシス」という名前にも込められている。「砂漠のように何もないところで、国際交流がしたい、グローバル人材になりたいと飢える学生や、何か自分を変えていきたいと渇望する学生にとってのオアシスでありたいです」アロナ助教の目は、学生たちへの期待で輝いていた。
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