【イベント】 TUFSA「プロジェクトフィリピン」 被災したフィリピンを支援
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台風により甚大な被害を受けたフィリピンを支援しようと、東北大学留学生協会TUFSAのメンバーを中心とする「プロジェクトフィリピン」が11月29日、仙台市戦災復興記念館においてチャリティーディナーを開いた。会場に用意された70ほどの席はすぐに埋まり、訪れた人々はフィリピン料理やステージパフォーマンスを楽しむと同時に、多数の犠牲者を出したフィリピンへ哀悼を捧げた。本イベントで集められた義援金はすべて、フィリピンの復興を支援している団体へ送られる。
イベントは台風による被害の説明から始まった。11月8日にフィリピン全土を襲った台風30号は、上陸台風の史上最大風速を記録。フィリピンでは5千人以上が死亡し、50万もの人々が帰る家を失った。スライドには現地の様子が映し出され、食べ物を求めて叫ぶ女性や家を失い呆然とする少年など、被害の大きさを物語る写真が並べられた。司会者は参加者に対し、「国籍を問わずたくさんの人の力が必要」と切に支援を呼びかけた。
ステージパフォーマンスではフィリピン出身のグループが伝統的な歌や踊りを披露。TUFSAのメンバーも音楽でステージを盛り上げ、来場者はフィリピン料理を味わいながら声援を送った。会場に設置されたメッセージボードには「震災の恩返し」、「PRAY
FOR
PEACE」など、フィリピンへ向けたエールが寄せられた。
本イベントを企画したTUFSAは、11月中旬に「プロジェクトフィリピン」を発足。街頭で募金を呼びかけるなど、精力的な活動を展開している。TUFSAの代表を務めるネパール人のマハルジャン・スミットさんは、「フィリピンの力になりたいという思いで皆が一つになり、短い準備期間で思い描いていた通りのイベントを開催できた。今回は始まりに過ぎずこれからもチャリティーイベントを開催するので、ぜひ参加してほしい」と語った。
本イベントを企画したTUFSAは、11月中旬に「プロジェクトフィリピン」を発足。街頭で募金を呼びかけるなど、精力的な活動を展開している。TUFSAの代表を務めるネパール人のマハルジャン・スミットさんは、「フィリピンの力になりたいという思いで皆が一つになり、短い準備期間で思い描いていた通りのイベントを開催できた。今回は始まりに過ぎずこれからもチャリティーイベントを開催するので、ぜひ参加してほしい」と語った。
次回のイベントは12月8日(日)にエルパーク仙台の5Fセミナーホール (三越百貨店)で開催される。フィリピンの現状を伝える展示やフィリピン出身の方による講演などが予定されている。参加は無料。詳細はTUFSAのフェイスブックを参照。