【ニュース】超小型衛星「雷神2」種子島へ
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本学大学院工学研究科が北海道大学と共同開発を進めてきた超小型衛星「雷神2」が5日、筑波宇宙センターへ搬送された。本機は、現在機能を停止している小型衛星「雷神」の後継機として開発された。
「雷神2」は3億8千万円の予算を投じられ、「雷神」の故障の原因となった電源系を見直して改良を加え、新たな観測機器も搭載した。その一つが、超小型衛星のデジタル撮影としては世界最高の解像度を実現する望遠鏡だ。これらを駆使し、積乱雲の立体撮像や落雷のメカニズムの解析、地表樹種の自動判別といったミッションに挑む。
一機が数百億円する従来の衛星に比べ、低コストで生産できるのが超小型衛星の長所だ。これを活かし、同型の衛星を複数個連携させることで、より精度の高い観測が可能になるという。
今後の展開として、津波や竜巻の被害状況の把握や農作物の生育状況の観測などへの応用が期待される。
本機は5月24日、種子島宇宙センターから打ち上げられる予定。
「雷神2」は3億8千万円の予算を投じられ、「雷神」の故障の原因となった電源系を見直して改良を加え、新たな観測機器も搭載した。その一つが、超小型衛星のデジタル撮影としては世界最高の解像度を実現する望遠鏡だ。これらを駆使し、積乱雲の立体撮像や落雷のメカニズムの解析、地表樹種の自動判別といったミッションに挑む。
一機が数百億円する従来の衛星に比べ、低コストで生産できるのが超小型衛星の長所だ。これを活かし、同型の衛星を複数個連携させることで、より精度の高い観測が可能になるという。
今後の展開として、津波や竜巻の被害状況の把握や農作物の生育状況の観測などへの応用が期待される。
本機は5月24日、種子島宇宙センターから打ち上げられる予定。