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【七大戦特集・総評】本学、2年連続11度目の優勝を飾る

 第53回七大戦において本学が総合優勝を果たし、二連覇に輝いた。昨年の総合優勝に引き続き、連覇が期待された今大会。中盤から東京大学にリードを許したが本学が卓球部男女の好成績により逆転、逃げ切って優勝を勝ち取った。本学の優勝は二年連続11度目。


 七大戦は旧帝国大学のうち7大学の運動部が参加し、42種目の成績を点数化することで順位を競う大会である。今大会は中盤からトップに躍り出た東京大学を本学が2位で追う展開。なかなか点数差は縮まらなかった。終盤になり、優勝は東京大学の逃げ切りか本学の逆転か、二つに一つ。

 形勢を変えたのは昨年最終種目で本学を逆転優勝に導いた卓球部。女子1位、男子2位と今大会も好成績を残し、東京大学から1位を奪う。その後のゴルフ、体操、自動車競技も好成績で逃げ切った。2位の東京大学と4ポイント差の224ポイントで総合優勝、二連覇を成し遂げた。

 本学が1位に輝いた種目はスキー、馬術、バスケットボール男子、準硬式野球、相撲、卓球女子、自動車の七種目。また2位、3位をとったのはそれぞれ10種目と体育部の実力がいかんなく発揮された結果となった。

 来年度は本学が主管。本学は主管校破りを一度も許したことがないだけに、史上最多タイとなる総合三連覇に期待がかかる。
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