本学チーム優勝 生体分子ロボ国際大会 ~OB・教授のサポートと全部門入賞が優勝の鍵~
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11月1、2日(現地時間10月31日、11月1日)にハーバード大学で第5回BIOMOD(国際生体分子デザインコンペティション)が開催された。本学の学部生10人で構成された「Team Sendai」が本学2度目となる総合優勝を果たした。
BIOMODはハーバード大学Wyss研究所主催の生体分子を用いたナノ.・マイクロオーダーにおける国際大会。今大会には世界11か国から30チームが参加した。参加チームはプロジェクト内容を3分間にまとめたYoutubeビデオ、各プロジェクトを紹介するウェブサイト、そしてハーバード大学で行われるプレゼンテーションの3部門で、プロジェクトの成果を競い合った。
「Team Sendai」は、ねじれを用いることで従来難しいとされたDNAナノ構造体生体分子結合数の制御に成功。加えて、その機能性の検証にも成功した。
ベストYoutubeビデオ賞1位、ベストプレゼンテーション賞2位、ベストwiki(ホームページ制作)賞3位を獲得し、総合優勝を果たす大健闘をみせた。「優勝が決まった瞬間は、喜びよりもこれで終わったのだな、という達成感がまず湧きました。そのあとに段々と優勝の実感がわいてきました」とチームリーダーを務めた遠藤佑真さん(工・3)は喜びを語る。
総合優勝の要因として、「全部門に入賞しバランスよく得点を獲得できたことが直接的な要因ではないでしょうか」と遠藤さんは分析する。BIOMODは、Youtube、プレゼンテーション、wikiの3部門の総合点数で順位が決まる。そのため、どれか一つの部門でも入賞を逃すと総合優勝は難しくなる。「どの部門でも苦労することが多かったのですが特に動画の作成に苦戦を強いられました。チームに動画作成に長けたメンバーがいたおかげで、三匹の子豚をモチーフとした印象に残る動画を作成でき、入賞することができました」と遠藤さんは語る。「プレゼンでは展開の仕方を最後まで練り直しました。なかなか完成に至らず一時はどうなるかと思いましたが、発表本番直前でやっと完成し、会場での評判が良かったのでホッとしました」と振り返る。
もう一つの要因としてOBや教授たちの心強いサポートが挙げられる。OBや教授は実験だけでなくCG映像の作成やプレゼンの指導まであらゆる面でTeam Sendaiを支えた。「どのチームよりも手厚いサポートや指導を受けていたと思います」と笑顔で話す。
今回のBIOMODで発表した成果をもとに、さらにねじれの角度のバリエーションを増やす、DNAナノ構造体の設計を変形するなど、より多様な条件での実験データを収集していく予定だ。また今後の展望として、今回考案した結合数制御の機構を用いて多様な構造体を生成し、分子ロボット開発への貢献を目指していく。
BIOMODはハーバード大学Wyss研究所主催の生体分子を用いたナノ.・マイクロオーダーにおける国際大会。今大会には世界11か国から30チームが参加した。参加チームはプロジェクト内容を3分間にまとめたYoutubeビデオ、各プロジェクトを紹介するウェブサイト、そしてハーバード大学で行われるプレゼンテーションの3部門で、プロジェクトの成果を競い合った。
「Team Sendai」は、ねじれを用いることで従来難しいとされたDNAナノ構造体生体分子結合数の制御に成功。加えて、その機能性の検証にも成功した。
ベストYoutubeビデオ賞1位、ベストプレゼンテーション賞2位、ベストwiki(ホームページ制作)賞3位を獲得し、総合優勝を果たす大健闘をみせた。「優勝が決まった瞬間は、喜びよりもこれで終わったのだな、という達成感がまず湧きました。そのあとに段々と優勝の実感がわいてきました」とチームリーダーを務めた遠藤佑真さん(工・3)は喜びを語る。
総合優勝の要因として、「全部門に入賞しバランスよく得点を獲得できたことが直接的な要因ではないでしょうか」と遠藤さんは分析する。BIOMODは、Youtube、プレゼンテーション、wikiの3部門の総合点数で順位が決まる。そのため、どれか一つの部門でも入賞を逃すと総合優勝は難しくなる。「どの部門でも苦労することが多かったのですが特に動画の作成に苦戦を強いられました。チームに動画作成に長けたメンバーがいたおかげで、三匹の子豚をモチーフとした印象に残る動画を作成でき、入賞することができました」と遠藤さんは語る。「プレゼンでは展開の仕方を最後まで練り直しました。なかなか完成に至らず一時はどうなるかと思いましたが、発表本番直前でやっと完成し、会場での評判が良かったのでホッとしました」と振り返る。
もう一つの要因としてOBや教授たちの心強いサポートが挙げられる。OBや教授は実験だけでなくCG映像の作成やプレゼンの指導まであらゆる面でTeam Sendaiを支えた。「どのチームよりも手厚いサポートや指導を受けていたと思います」と笑顔で話す。
今回のBIOMODで発表した成果をもとに、さらにねじれの角度のバリエーションを増やす、DNAナノ構造体の設計を変形するなど、より多様な条件での実験データを収集していく予定だ。また今後の展望として、今回考案した結合数制御の機構を用いて多様な構造体を生成し、分子ロボット開発への貢献を目指していく。