【ネタ記事】春休み最後の挑戦 ゲームを1日で全クリせよ!
https://ton-press.blogspot.com/2018/04/1.html
春休みが終わりまた新たな1年が始まろうとしている。期待と緊張が入り交じった気持ちで新年度に備えようとしていた筆者。そんな時、部員Mが筆者に声を掛ける。「なあ、そろそろ貸していたゲームたち返してくれよ」。……ああっ! まずい、すっかり忘れていた。実はMからせっかくゲームを借りたのに未プレイなのだ。残り少ない春休み、筆者は一日で全クリすることを決意した。
今回プレイするのはスーパーファミコンの「ドンキーコング2」とWiiの「星のカービィWii」の二つだ。まずは「ドンキーコング2」をセットする。ストーリーとしては、誘拐されたドンキーコングをディディとディクシーという猿が助けに行くものである。ステージは通常七つと裏ステージ一つという構成だ。
早速プレイしていく。始めの方のステージはギミックも簡単でボーナスステージも見つけやすい。しかし、先に進むにつれて難易度が上がっていく。「あっ、落ちた」「ボーナス見落とした……」「こんなのできるか!」と独り言が零れる。
その後はなんとかゲームを進め、いよいよラスボスとの対峙だ。苦戦しながらもついにその時が来た。「ウホッ、ウホホホ!」。ボスは倒され、ドンキーコングは解放された。こうして無事クリアと相成った。ちなみにタイムは4時間59分。しかし、速い人だと1時間半ほどで全クリできる人もいるらしい。恐ろしい速さである。
次にプレイするのは「星のカービィWii」だ。宇宙から来たキャラが宇宙船の故障によりカービィの故郷に不時着してしまう。カービィは彼のために散り散りになった宇宙船のパーツを捜す旅に出る。これがこのゲームの大まかなストーリーだ。このゲームは全部で七つのステージがあるが、一つ一つのコースがとても長い。そのせいでずっとコントローラーを握ることになるので指が痛くなってきた。痛みで何度も挫折しそうになるも、春休み終了までの日数を考えたら今日中にやり終えるしかない。気合いを入れ直しゲームを進める。
そして5時間後。「よっしゃあ! ラスボスを倒したぞ!」。るんるん気分でスタッフロールを眺めていると「100パーセントクリアおめでとう!」の文字が。ああ、ありがとう。「エクストラモードが解禁されました!」。……なんだと? あわてて画面を確認する。「エクストラモード クリア率:0%」。う、うわあああああ……
エクストラモードとは体力が通常の半分でなおかつ出て来る敵も強化される、というモードである。ただ、ステージは通常モードと全く同じなので新鮮味は少ない。これをやらなければ全クリとは言えないだろう。しかし5時間かかったコースをもう一度やるなど正気の沙汰ではない。筆者は感情を殺すことにした。機械の如く淡々とカービィを動かしていく。始めたときには真っ昼間だったにも関わらず、気がつけば時間は既に早朝。眠さや食欲を超越し体は限界に達しながらもついに。「ラスボス……撃破。全クリ達成だ」。
今回の総プレイ時間はおよそ15時間。長く苦しい時間だったがこれで何の憂いもなく新年度を迎えられる。窓の外に見える日の出を眺めながら感慨にふける筆者であった。なお、今回の徹夜により新年度直前で生活リズムを崩してしまったのはまた別の話だ。
今回プレイするのはスーパーファミコンの「ドンキーコング2」とWiiの「星のカービィWii」の二つだ。まずは「ドンキーコング2」をセットする。ストーリーとしては、誘拐されたドンキーコングをディディとディクシーという猿が助けに行くものである。ステージは通常七つと裏ステージ一つという構成だ。
早速プレイしていく。始めの方のステージはギミックも簡単でボーナスステージも見つけやすい。しかし、先に進むにつれて難易度が上がっていく。「あっ、落ちた」「ボーナス見落とした……」「こんなのできるか!」と独り言が零れる。
その後はなんとかゲームを進め、いよいよラスボスとの対峙だ。苦戦しながらもついにその時が来た。「ウホッ、ウホホホ!」。ボスは倒され、ドンキーコングは解放された。こうして無事クリアと相成った。ちなみにタイムは4時間59分。しかし、速い人だと1時間半ほどで全クリできる人もいるらしい。恐ろしい速さである。
次にプレイするのは「星のカービィWii」だ。宇宙から来たキャラが宇宙船の故障によりカービィの故郷に不時着してしまう。カービィは彼のために散り散りになった宇宙船のパーツを捜す旅に出る。これがこのゲームの大まかなストーリーだ。このゲームは全部で七つのステージがあるが、一つ一つのコースがとても長い。そのせいでずっとコントローラーを握ることになるので指が痛くなってきた。痛みで何度も挫折しそうになるも、春休み終了までの日数を考えたら今日中にやり終えるしかない。気合いを入れ直しゲームを進める。
そして5時間後。「よっしゃあ! ラスボスを倒したぞ!」。るんるん気分でスタッフロールを眺めていると「100パーセントクリアおめでとう!」の文字が。ああ、ありがとう。「エクストラモードが解禁されました!」。……なんだと? あわてて画面を確認する。「エクストラモード クリア率:0%」。う、うわあああああ……
エクストラモードとは体力が通常の半分でなおかつ出て来る敵も強化される、というモードである。ただ、ステージは通常モードと全く同じなので新鮮味は少ない。これをやらなければ全クリとは言えないだろう。しかし5時間かかったコースをもう一度やるなど正気の沙汰ではない。筆者は感情を殺すことにした。機械の如く淡々とカービィを動かしていく。始めたときには真っ昼間だったにも関わらず、気がつけば時間は既に早朝。眠さや食欲を超越し体は限界に達しながらもついに。「ラスボス……撃破。全クリ達成だ」。
今回の総プレイ時間はおよそ15時間。長く苦しい時間だったがこれで何の憂いもなく新年度を迎えられる。窓の外に見える日の出を眺めながら感慨にふける筆者であった。なお、今回の徹夜により新年度直前で生活リズムを崩してしまったのはまた別の話だ。