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【告知】ドリプラ東北 4年ぶりに復活 ~来月9日 大人の本気 学生感じて~

 ドリームプラン・プレゼンテーション(以下、ドリプラ)東北2018が来月9日に仙台国際センター大ホールで行われる。今年のコンセプトは「大人の夢は子供の未来」。夢を掲げる大人の姿に各界から注目が集まる。




 「ドリプラ」とは、登壇者が自らの夢とそれを実現させるための計画を疑似体験を含めてプレゼンテーションするイベント。プレゼンテーションを通して事業家や会社社長などとつながり、夢の実現を後押しする場として作られた。東北地区でも2013年と14年に開催され、14年は当時の東北大生2人が登壇者となり発表していた。しかしより持続的な企画に発展させるため、昨年まで休止していた。

 4年ぶりに復活するドリプラ東北。今年は6人の社会人が登壇し、自らの関心のあるテーマに沿ったプレゼンを行う。そのテーマは、発達障害の子どもたちを救う場所の創出、自然を生かしたツーリズムなど多岐にわたる。現在10人ほどの発表候補者がいるが、イベント前に内部選考で本番での登壇者を選出する。

 発表に先立ち、相互支援会が今月12日、仙台市若林区のINTILAQ東北イノベーションセンターで行われた。相互支援会は、発表候補者や、過去のドリプラ登壇者をはじめとした支援者らが集まり、発表候補者の発表に対する意見を交わす場だ。この相互支援会を中心に内容を練るのだが、今回で早くも8度目になった。

 この日は、6人の発表候補者が発表原稿やスライドを持ち寄り、当日と同様に10分間のプレゼンテーションを披露。その内容を踏まえて、参加者が率直なコメントを寄せた。中には「自分の伝えたいことが良く分からなくなった」と打ち明ける発表候補者に「一緒に考えよう。みんなで本番に出よう」と別の発表候補者から声をかけられる場面があった。

 このイベントについて、ドリプラ東北2018の実行委員長を務める岩井一枝さんは、学生や起業を考える人に来てほしいと語った。「これから社会に出る学生に大人の本気を見てほしい。夢は叶えられるもので、夢を見ることは特別なことではないと実体験してもらえれば」と岩井さんは呼び掛けた。

 ドリプラ東北2018は12時30分開場、13時開始。観覧は大人1000円、高校生以下無料。チケットはイープラスや公式ホームページで購入できる。
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