【学食のグルメ】⑤―青葉山新キャンパス・Buddy's Table ペペロンチーノ

　「疲れてしまった」。これは筆者の本音である。この一週間でしなければならないことが多すぎて精神的に参っていた。そうだ、気分転換に食事を普段とは別の場所で取ろう。筆者は理学部の３年生。普段は青葉山北キャンパスで講義を受けているため、理薬食堂をよく利用している。今回はあえて青葉山北キャンパスを離れて青葉山新キャンパスに向かった。




　新キャンパスに着くと、青葉山駅側に新しい建物を見つけた。「青葉山みどり厚生会館」という先月２日に供用開始されたばかりの建物らしい。入ってみると中にはローソンがあり、休憩スペースを挟んだ右隣にはイタリアンらしきメニューのお店がある。正面にある階段を上り、２階につくと、そこには「小太郎」という麺屋さんが営業している。

　筆者はイタリアンを日常生活ではあまり食べないのでいい気分転換になると思った。今回は１階にあるイタリアンのレストラン「Buddy’s Table」で食事をすることにした。

　店内には洋楽のＢＧＭが流れ、テーブルや椅子は木の木目を活かしたもので、さらに花や観葉植物があちこちに飾られているいい雰囲気のお店だ。席に座り店員さんから渡されたメニューを見るとさまざまなパスタ、ピザやサラダが並ぶ。ドリンクはソフトドリンクもあるが、ワインやビールといったアルコールもある。その中から筆者が選んだのは「ペペロンチーノ」。値段は税込８１０円だ。

　期待に胸を高鳴らせ待っていると数分後、ペペロンチーノが運ばれてきた。食欲がそそられるいい匂いだ。一口食べると、いい感じにトウガラシが効いていて程よい辛さになっている。また、ニンニクの風味が効いており、味わいがある。麺は細めで、具材の味がうまく絡んでいる。次に目を向けたのはベーコン。柔らかくて食べやすい。「これは美味しい」。一口一口大事にしながらも、すごい勢いで食べ進め、気がついたら完食していた。

　ペペロンチーノとお店の雰囲気にすっかり癒やされた筆者。「もう少し頑張ってみようかな」と思えた。ぜひ皆さんにも足を運んでほしい。