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(過去記事/OC号2018)【特別インタビュー】2017Ms.東北大グランプリ 石田 涼華 さん

 石田涼華さん(医・2=当時)は2017Ms.東北大グランプリだ。自身の受験対策や現在の大学生活について話を伺った。



―2017Ms.東北大グランプリに選ばれた感想は

 周りからの評価に戸惑うこともありました。しかし、選ばれたときに皆から「おめでとう」と声をかけられ、うれしかったのを覚えています。

―高校時代はどのような生活を送っていましたか

 東北学院榴ケ岡高校という宮城県内の私立高校に通っていました。部活には入らず、小学生を対象に英語を教えるバイト中心の生活でした。地元ということもあり、ずっと本学を目標に勉強を続けてきました。

―受験期はどのような対策をしてきましたか

 高3になったときにバイトを辞め、勉強に専念しました。塾の自習室を利用して特に夏休みは10〜12時間ほど勉強する毎日でした。2次試験に向け記述問題を中心に学習を進め、塾の先生に添削をお願いしていました。現役合格にこだわり、私立大学を3校受験し、本学には前期試験で合格しました。

―受験生におすすめの勉強法はありますか

 当然、早くやらなければという焦りもあると思いますが、夏休みまでは基礎固めを徹底して行うことが大切です。赤本は10月ごろから少しずつ始め、本格的に解くのはセンター後からでも十分間に合います。

―医学部保健学科を志望した理由は何ですか

 高校時代に留学をしていたとき、現地で怪我をしてしまい病院に搬送されたのですが、そのときの看護師さんの対応が優しかったことがきっかけです。以前は医師を目指していましたが、より人と強くつながれるという点で保健学科を選びました。そのことにはとても満足しています。

―現在はどのようなことを学んでいますか

 主にヒトの各年代(小児期、成人期、老年期など)の体の特徴を学んでいます。また、看護技術論という授業では実際にナース服を着て、対象の患者を設定してそれに対するケアの方法を実戦形式で学んでいます。医学部は人の命を預かる学部であるため、責任が大きいと感じています。

―サークルやアルバイトはしていますか

 現在は医学部陸上部に所属し、マネージャーを務めています。また、木、金、土曜日に塾のチューター、週に2、3回ほどカフェのバイトをしています。実家から通学しているため、一人暮らしの人と比べると不便は感じていません。

―将来に関してはどのようなビジョンを持っていますか

 まずは大学院に進学し、国際保健学を学んだ後、WHOやCDCといった海外の保健機関で働きたいと思っています。そのために今後再び留学もしたいです。語学力、コミュニケーション能力を向上させることはもちろん、自分の視野を広げる良い機会になると信じています。

―オープンキャンパス来場者にメッセージを

 大学は将来のキャリア形成のため、自分から意欲的に学ばなければ意味がありません。また、留学生と関わる機会も多く、充実した学校生活を送れます。センター試験が終わるまで目標を下げず、自分の第一志望に向けて頑張ってください。
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