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【論点】守るべき交通ルールとは ~安全な交通社会を目指し~

~斜め横断の危険性~


 川内北キャンパス付近、仙台二高前の交差点は、7時から19時まで歩車分離式になっている。交差点の横断では対面の信号に従うのが原則だが、斜め横断をする学生が後を絶たない。昨年、この交差点では7件の事故があった。そこで学生が守るべき交通ルールについて、宮城県警察本部交通部交通企画課の自転車交通安全担当者に話を伺った。交通企画課では、県内の学校での交通安全教育や、交通安全に関する施策を行っている。

 歩車分離式の交差点では、車両用の信号が全て赤のとき、歩行者の信号が全て青になる。反対に、車両用の信号が青に灯火している間は、歩行者用信号が全て赤になる。メリットは歩行者が安全に横断でき、車両も右左折時に歩行者を巻き込む心配がないことだ。

 せんだいメディアテーク付近の晩翠通りと定禅寺通りの交差点は、本年度からスクランブル交差点になった。だが仙台二高前の交差点には、斜めの横断歩道、信号がなく、斜めに横断することはできない。周囲の人や自分の安全のためにも、危険な横断をしないよう、ルールを順守する必要がある。

~自転車の交通ルール~


 また、問題となるのが、自転車の場合だ。自転車は車道の左側を通行するのが原則だが、歩道通行可の標識がある場合には、歩道を通行できる。ただし、歩道はあくまで歩行者優先のため、すぐ停止できる速度で通行し、歩行者の妨げとなるときには一時停止する必要がある。また自転車を降りて押している場合は、歩行者の扱いだ。

 交差点を横断する際は、車道を走行してきた場合と、歩道を通行してきた場合で、従う信号が異なる。車道を走行してきた場合、信号は対面の車両用の信号に従う。右折時は二段階右折のように、対面の信号に従って直進した後、右に向きを変えて対面となった信号に従う。歩道を通行してきた場合には、歩行者用信号に従う。横断歩道は歩行者優先だが、歩行者がおらず安全を確認できるときは、自転車に乗ったまま横断できる。なお、自転車横断帯があり、歩行者用信号機に「自転車・歩行者用」の標識が設置されている場合は、車道を走行してきた自転車も、歩行者用信号に従い、自転車横断帯を通行する。

 宮城県警によれば、自転車が車に巻き込まれた事故では、自転車側の過失も多いという。斜め横断以外にも、自転車の危険な通行は多く、一時停止の無視や、安全確認の不足が重大な事故につながることもある。また、県警に寄せられた苦情では、歩行者のすぐ脇を猛スピードで通過する、イヤホンをしたまま走行する、無灯火などがある。「ヘルメットの着用率が低いのも問題。高校生や大学生もヘルメットを必ず着用してほしい」と潮さんは語った。

 今年4月、仙台市では県内初の「自転車の安全利用に関する条例」が施行された。自転車損害賠償保険への加入を義務付けている他、安全な交通のための責務が定められている。歩行者、自転車を含め、道路に出る際は、交通社会の一員として良識のある行動が求められる。
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