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【オープンキャンパス2019・ネタ記事】ファッション対決開催 ~イケてる服装を目指して~

 本学には「イカトン」と呼ばれる集団が存在する。イカトンとは「いかにもとんぺー生」の略。勉強に熱心になるあまり、ファッションに気を使わない本学学生を指す。イカトンの一般的な服装はメガネにチェックシャツ。だが最近では、この服装をキャンパス内で見かけることは少ない。イカトンがついにチェックシャツのダサさに気付き、ちょっとイケてる服装にシフトし始めたのだ。ただ、ちょっとイケているとは言っても、量産型大学生の服装であることに変わりはない。


 かくして本学のファッション闘争は混迷の時代に突入。何がかっこよくて、何がかっこ悪いのか、そろそろ決着をつけなければならない。オープンキャンパスには高校生が多く来場する。そのため、普段は制服を着用して通学することが多い高校生に大学生の理想的なファッションを示す必要がある。まずは報道部内で白黒はっきりさせようではないか。そこで「報道部ファッション対決」が開かれた。

 男子部員のファッションを女子部員4人が審査員として色合い、着こなし、サイズ感、非イカトン感、総合評価の観点から各20点満点、合計100点満点で評価する。なお、顔が評価に影響を及ぼすことを防ぐため、男子部員にはオオカミの被り物を被って登場してもらう。さすがにファッション対決ともあってチェックシャツを着てくる部員はいない。身だしなみを整え、さあ女子部員の待つ部室へ一人ずつ入場。

 先陣を切るのは本企画の発案者である筆者。とはいってもファッションに自信はない。嫌々ながら女子部員が要求するポージングをとるも、審査員Sから返ってきたコメントは「普通」。続いてディズニーのキャラクターがプリントされた服を着た部員K、大学での出会いのなさを嘆く部員Uが登場するも審査員は辛口評価だ。

 流れを変えたのは部員T。彼は先日作成した「報道部パーカー」(記事はこちら)を着て審査員の前へ。夏にしては厚着だが意外にも高評価。なんと審査員Mからは今対決唯一の100点満点を獲得した。対照的に夏らしい爽やかな服装で登場した部員Aも満遍なく評価を得る。

 大トリで登場したのは部員I。報道部きってのクール系で、ルックスもいい優勝候補筆頭だ。顔が隠れれば印象も違うだろう。そう筆者は思っていたが、あっさりと総合1位を勝ち取っていった。なんだ、結局いつもの印象がすべてじゃないか。筆者は絶対にあらがえない現実を突きつけられた気がした。考えてみれば福士蒼汰や山崎賢人はチェックシャツを着てもかっこいい。逆にとんぺー生がルイ・ヴィトンやフェンディを着ても分不相応だとからかわれるだけだ。

 何がかっこよくて、何がかっこ悪いのか。この問いの答えは、ファッション以外の要素、つまり人間が生来持ち合わせている部分で決まる、としておこう。とんぺー生は毎日この現実と闘っている。そのたくましさをぜひオープンキャンパスで目に焼き付けてほしい。
高校生向け 7264020819904364268
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