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【オープンキャンパス2019】第2外国語のすすめ

 日本の主な総合大学では、英語に加えて「第2外国語」を学べる場合が多い。この記事では、本学で学ぶことができる第2外国語について、学生の意見を交えながら紹介する。


 本学では第2外国語を1年次(文系学部は2年次も)で履修する一般教養の科目の一つとして学ぶ。第2外国語の単位を取得することが卒業の要件であるため、必ず履修しなければならない。選べるのはドイツ語、スペイン語、フランス語、中国語、朝鮮語、ロシア語からだ。

 ドイツ語とスペイン語は名詞ごとに「性」がある。動詞や冠詞なども名詞の性、単数・複数、主格・目的格など「格」によってさまざまに形を変える。性や変化を覚えなければいけないのが大変だという声が多かった。しかし、基本的にアルファベットの通りに読むことができるため、発音がしやすい。また英語と似ている単語もあるため、意味の推測がしやすいのも特徴だ。

 フランス語は発音する際の口や舌の使い方が英語と異なり、つづりと発音が一致しない単語が多いのも紛らわしい。ただ、文法は英語と似ており馴染みやすいという。

 中国語は意味を区別するために声のトーンを変える「声調」というものがあり、発音が一筋縄ではいかない。一方、漢字で書かれているため、日常的に漢字を使う我々にとっては親しみやすく、学習にそこまで苦労しないとの声が聞かれた。

 朝鮮語はハングルの母音・子音が英語と対応しており、語順や発音も日本語と似ているところがある。そのため単語が覚えやすく、理解しやすい言語だという。

 ロシア語は文法事項を覚えるのが大変だが、逆に一度覚えれば理解を深めていくのがたやすくなるそうだ。言語を論理的に学びたいという人におすすめだ。

 さらに、上の六つの言語以外も学ぶことができる。例えばラテン語。文法事項に関して覚える内容が多くて難しいようだ。「避けた方が無難」との声まであった。しかし、ヨーロッパ諸言語と共通点があり、それらの学習に応用できる。また、サンスクリット語は文法が独特な上、格変化が激しく、覚えるのが大変だという。その代わり、高校まででは学ぶ機会がめったない言語であるため、「学びごたえ」は感じられる言語だ。

 大学では第2外国語はもちろんのこと、学部ごとの専門科目も学ぶ。授業の進め方も講義だけでなく、実験やゼミ形式など多岐にわたる。大学での学びにぜひ期待を膨らませてほしい。
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