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【第73回東北大学祭】2年ぶり 対面開催 ~今できること、全力で~

  11月5日から7日まで本学川内キャンパスで第73回東北大学祭が行われた。今年の大学祭は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、来場者を本学学生に限定し、事前予約制にした上で対面で開催された。また、飲食物を扱う模擬店は原則不可となった。来場者数は3日間で約3000人だった。


第73回大学祭ロゴマーク


 今年の大学祭のテーマは『情熱的に、青い』だ。この言葉は、若く、未熟な学生時代に情熱を注ぎながら生きる姿を表している。そんな姿が至るところで見られた大学祭だった。


 屋外ステージではミスターコンテストや音楽系団体によるライブ、ダンス公演、書道パフォーマンスなどが行なわれた。学外の人や会場に来ていない本学学生が大学祭を見ることができるように、一部の野外ステージではオンライン配信も合わせて行われた。


 屋内では57の団体が趣向を凝らした企画や展示、発表を行っていた。また、一部の部活、サークルでは活動の魅力を伝えるために体験会を開いている団体もあった。


 川内南キャンパスの萩ホールでは、毎年恒例の芸能人企画が行われた。今年は、お笑い芸人のタイムマシーン3号とアイデンティティの2組が登場し、会場を爆笑の渦に包み込んだ。タイムマシーン3号は今年で本学大学祭への出演が11回目。本学とのつながりが深いと語った。


 3日間を通して、本学の教員5人による模擬講義が開催された。日本の雇用制度や本学の歴史、環境問題、未来のエネルギー資源、ロボット工学など講義の内容は多岐にわたり、本学学生にとって有意義な時間となった。


 今年もコロナウイルスの影響でさまざまな規制がかかった大学祭だった。しかし、そのような状況でも対面で開催できる喜びをかみしめ、全力で楽しもうとする雰囲気がキャンパスには漂っていた。

(高野陽向)


実行委員長コメント


 第73回東北大学祭が幕を閉じました。これまでのコロナ禍を振り返ると学業はもちろん、部活動やサークル、交友関係など、これまでの日常が非日常になり、いまでも多くの場面でオンライン上の活動が続いています。しかし同時に、我々はコロナ禍によって「対面で活動する大切さ」を実感してきました。人と会って活動することに勝るものはありません。今回の大学祭が皆様にとって、コロナ禍によって制限されてきた課外活動や、消えかけたあるいは消えてしまった学生文化の再興と継承の起爆剤になったのであれば、この上ない喜びです。大学祭に携わってくれた全ての皆様に、心から感謝申し上げます。
(笠島康生)
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