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【秒撮】仙台青葉まつり すずめ踊り

  鮮やかな新緑を背景に色とりどりの扇子が舞い踊る。先月14日から15日に勾当台公園、定禅寺通り(いずれも仙台市青葉区)を中心として、仙台青葉まつりが開催された。新型コロナウイルスの影響で2年連続開催中止となっていたため、当祭りの開催は3年ぶり。






 仙台青葉まつりは、1655年に伊達忠宗公の命により開催された「仙台祭」が起源。神輿や山鉾、伊達政宗率いる武者隊が仙台の街を練り歩く。最大の見どころは、裏表で色の異なる扇子を両手に持って舞い踊るすずめ踊り=写真=だ。踊り子の動きに合わせて扇子がくるくるとひらめく躍動感のある踊りは、見る者の目を楽しませ、祭りに華やかさを添えてくれる。



 今年の仙台青葉まつりは新型コロナウイルス感染症対策のため、規模を縮小して開催された。会場では検温が行われ、すずめ踊りの演舞が行われるステージの観覧は入場制限がかかった。しかし、そんな状況下であっても演者、参加者ともに待ち望んだ開催であった。3年ぶりに会場を訪れた人々の顔には笑顔があふれていた。

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