【七大戦速報2022】ソフトボール競技 本学が準優勝 ~強豪の京大、阪大に勝利~
第61回七大戦ソフトボール競技(6日~7日・仙台市宮城野区の海岸公園野球場) 2日間の日程で行われ、九州大が優勝した。本学は決勝で敗れ、準優勝となった。
準決勝で力投する篠田(工・4) =7日、海岸公園野球場 |
初日に予選リーグ、2日目に順位決定のトーナメント戦が行われた。初日は台風の影響で風がやや強かったが降水はなく、予定通りのスケジュールで実施された。2日目は、風は弱まったものの、決勝で天候が崩れ、本学が棄権した。
本学は初日の予選リーグで九州大、京都大とそれぞれ対戦。強豪を相手にエースの篠田敦志(工・4)が好投し、各校ともに1勝1敗となった。このため大会要綱に基づき得失点差での順位決めが行われ、本学と九州大が勝ち上がった。
2日目のトーナメント戦では、第1試合で大阪大と対戦。試合開始80分が経過しても決着がつかなかったため、大会要綱に基づきタイブレークが適用されたが、なおも引き分けであったため抽選で本学の勝利となった。
準決勝の三回裏でホームに滑り込む小林(経・4) =7日、海岸公園野球場 |
決勝では九州大と対戦。今大会で初めて小雨がぱらつきだす中、天候を考慮し予定を繰り上げて午後2時35分に開始された。一回表で本学は打者が出塁するも、得点につなげられないまま攻撃を終えた。本学は、2日後に控えていたインカレ本選のためエースの投手・篠田を温存。代わって小岩(工・3)が先発したが、雨の影響があったのか制球を乱し、後を継いだ山村(農・2)も乱調。初回に九州大に一挙6得点を挙げられ、相手に流れを渡す形となった。
雨の強まりを受け、試合は午後3時に一時中断。20分後に二回表から再開されたものの本学は得点できず、再び雨が強まった影響で、二回裏の途中で試合が再度中断された。最終的に本学が決勝を棄権し、0―7で九州大に敗れた。
決勝で雨の中投球する小岩(工・3) =7日、海岸公園野球場 |
試合後の本紙のインタビューで本学の佐藤龍主将(医・2)は、今回の試合について「エースの篠田のおかげで勝ち進めた。強豪の京都大や大阪大に勝つことができたことが、大きかった」とコメント。決勝を棄権し惜しくも準優勝となってしまったが、「インカレに向けて最終調整ができたため、良い調子で大会を終えられたと思う」と話した。
投手として活躍した篠田は、この2日間を「投球内容としては良い内容だった」と振り返った。七大戦に向けての練習やインカレ予選は、大学院入試の勉強と並行しながら行ってきたという篠田。今回の良い投球を2日後のインカレ本選に生かしたいと、最後となる「次」に向けての意欲を見せた。
【結果】
▽予選リーグ
東北大2―0京都大
東北大4―7九州大
▽準決勝
大阪大 0020000|2
東北大 1010000|2
(抽選で東北大の勝ち)
▽決勝
東北大 00|0
九州大 61|7
(雨天により一時中断、二回裏で東北大が棄権)
▽総合成績
①九州大
②東北大
③大阪大
④名古屋大
⑤北海道大
⑥京都大
⑦東京大