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編集長の海外体験記 多様性学んだ8日間

  先月12日~19日、私は外務省の推進する対日理解促進交流プログラム「カケハシ・プロジェクト」に参加し、カナダを訪問した。



 対日理解促進交流プログラムは「親日派・知日派の発掘、日本の外交基盤の拡充」「対日理解の促進、日本についての対外発信の強化」を目的としたもので、今回私は北米を対象としたカケハシ・プロジェクトに参加した。参加者は本学の学生9人を含む18人だった。



 カナダではトロント、オタワに滞在し、オンタリオ州副総督やカナダ国際関係省への表敬訪問のほか、トロント大学とオタワ大学の学生との交流などを行った。



 特に、オンタリオ州副総督のエリザベス・ドズウェル氏を表敬訪問した際に、印象に残っていることがある。ドズウェル氏は、現在世界が抱える課題として、新型コロナ、持続可能な社会の実現、戦争の三つを挙げた上で、「オンタリオの多様性が、これらの課題解決に貢献できると思う」と話した。「Think Globally, Act Locally. 」の言葉があるように、私も身近なところから世界へ視野を広げていきたいと思った。



 カナダでの滞在を通して、一度も現地の人から「どこから来たの?」と聞かれたことはなかった。それはカナダが多様性を認め合う国であり、さまざまなバックグラウンドを持つ人を当たり前に受け入れている国だからだ。カナダ国際関係省を訪問した際に言われた「君たちもカナダ人に見えるよ」という言葉には、カナダという国の本質が凝縮されている気がした。(鈴木優梨子)

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