【入学お祝い号2023】学友会 正規加盟団体は「部活」 準加盟、登録が「サークル」

　本学において、課外活動を行う団体で構成される組織のことを「学友会」という。学友会は総務部、文化部、体育部、報道部から構成される。文化部と体育部にはそれぞれ常任委員会が置かれ、文化系団体や体育系団体の活動を統括、支援する役割を果たしている。

　文化部と体育部はそれぞれ、正規加盟団体、準加盟団体、登録団体の三つの分類から構成される。文化部内に25団体、体育部内に48団体が正規加盟団体として所属している。学生の間では前述の組織に加え、正規加盟団体の総称を「学友会」と呼ぶこともある。

　登録団体は、新規で学生団体としての申請が許可された団体を指す。学友会への登録更新を3年間継続して受けると、準加盟団体として更新の申請ができるようになる。申請が受理された登録団体は、準加盟団体として文化部または体育部に所属する。学生の間では、準加盟団体と登録団体は「サークル」と呼ばれることが多い。

　報道部は本学が唯一公認している、学生が運営する報道機関であり、本紙『東北大学新聞』の発行を年11回行っている。学友会に所属しつつ、文化部と体育部のいずれにも属せず、独立機関としての立場をとっている。

　総務部は一般的企画や各部の連絡調整、学友会全体の庶務や会計を行っている。学友会はその外部に、議決機関として全学協議会、組織運営の検討や調査に当たる機関として運営委員会、本会の活動や運営の広報に当たる機関として広報委員会、会計監査を行う会計監査委員を置いている。

　新規で学生団体を結成する場合、①団体の会員が5人以上（ただし本学学生に限る）②本学の専任教員が顧問教員として、団体の運営と活動の指導に当たっている③過去1年間に、団体の目的に即した活動実績がある―という三つの要件を満たす必要がある。