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【大学生の自由研究】みんな童心に返ろうよ 気力と体力注ぎ込むも...

 多くの学生はあと1カ月で夏休みだ。夏休みの代名詞、それは自由研究。筆者は自由研究として、報道部員とともに童心に帰り、からくり装置を作ることにした。制作期間は2日間、計13時間。材料は弊部の備品と100円ショップの商品のみ。学業と遊びで忙しい大学生らしく短期間かつ低予算で、最大限のクオリティーの制作に取り組んだ。


自由研究の材料


 制作するからくり装置は、①割り箸コースター②ジグザグリターン③ロープウェイ④ジグザグ坂道⑤ドミノ⑥エレベーターーの6つからなる。2番目のジグザグリターンは、①ファイルにドミノを挟んで傾斜をつけたレーン上をビー玉が転がる②ビー玉がドミノを倒し、傾斜の向きが逆になる③ビー玉が元の位置に戻ってくる―という装置だ。


割り箸コースターを作る部員たち


 からくり装置の制作で最も難航したのは、最初の装置「割り箸コースター」だ。パーツを全て割り箸で作って組み立てるため、土台が安定しなかったりビー玉がレーンから外れたりしてしまった。1日目は割り箸コースターの制作だけで終わった。



 2日目は他の装置を全て完成させ、装置を通しで動かし始めた。しかしビー玉を転がしてみると、1番目と2番目の装置の連結が上手くいかない。微調整を重ねて、試行回数は50回を超えた。部員のストレスは増す一方。何度か3番目の装置まで到達したが次に進まない。



 時刻は午後8時。既に時間的かつ精神的に限界が来ていたが、これで最後と決めた試行で、(2度物理的に手を加えたが)最後まで連続して装置を動かすことができた。

 動画はこちらから。


 遊び心を持って挑んだ大学生の自由研究。いざやると苦労も多かったが、達成感も大きかった。今夏は小さい頃に立ち返り、自由研究に挑戦してはどうだろうか。(前川銀平)

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