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【七大戦】馬術 堂々2連覇 アウェーで実力示す~最優秀賞に本学吉永~

  馬術競技〔7月8~9日・東京都三鷹市の三鷹馬場〕 2日間の日程で行われ、本学乗馬部が2連覇を果たした。


七大戦に出場した選手たち
=7月9日、三鷹馬場(同部提供)

 本競技は馬場馬術と障害馬術の2種目の合計点で総合順位が決まる。最終の合計点で本学は東京大、京都大と同率1位に並んだが、吉永夏帆(法・4)が馬場馬術で最も高い点数を獲得したことから、本学の優勝が決定した。



 吉永は勝因について、「乗った順番が良かった」と分析する。自分が乗る予定の馬に、他大学の選手が先に騎乗している様子を見て、馬の特性をつかんだ。同じく馬場馬術に出場した稲葉陽希(理・4)も、「自分が乗る前に、馬のことをよく観察できた」と、試合直前の準備を振り返った。



 障害馬術に出場した組橋春翔(理・4)は昨年との試合環境の違いに触れ、「東京大の馬場は本学のものよりも小さく、障害の間隔が狭かったので小回りを意識した」と話した。



 同部が出場するほかの大会には、自分が担当して育ててきた馬と共に出場することが多い。一方の七大戦では、主管校が貸与する馬に乗る。選手たちは対策として、担当の馬とは違う馬で練習し、馬に慣れる感覚を磨いた。七大戦の直前にも貸与馬を使用する形式の大会に出場しており、昨年より練習期間が長かったことも結果につながったという。



 組橋は「より多くの馬に乗ったり、いろいろな技術を吸収したりすることを意識すれば来年以降も優勝に近づくと思う。さらなる連覇へプレッシャーを感じるかもしれないが、頑張ってほしい」と後輩たちにエールを送った。



 本学で開催された昨年大会での初優勝から1年。「ホームだったから」を言い訳にせず、東京で実力を見せた。



▽総合成績 ①東北大16点②東京大16点③京都大16点④九州大14点⑤名古屋大6点⑥北海道大4点(大阪大は出場なし。ポイントが同点の3校は、馬場馬術競技の総得点率で順位が決定)

▽個人賞 ◇最優秀選手 吉永夏帆(法・4)

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