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【一言居士】 ー2024年4月号ー

文字を読めるようになってから現在に至るまでに、「本を読め」という言葉を聞かない者はいない。若者の活字離れが叫ばれて久しい。子どもの読書活動に関する国や自治体、保護者などの責務を示した「子ども読書活動推進法」では、今月23日を「子ども読書の日」とすることが定められている▼読書をしない子どもは現在も増加しているのか。答えは否である。昨年10月に全国学校図書館評議会が発表した調査結果によると、1カ月間の読書量が0冊である「不読者」の割合は年々緩やかに減少している。しかし、毎年一貫して小学生より中学生、中学生より高校生の不読率が高い状況だ▼多くの人は絵本で初めて書物に接し、成長とともにより難解な小説・評論に手を伸ばしたことだろう。大学生の読書はつらい。新入生であればなおさらである。必要とされる知識の量とレベルが高校までとは段違いだ。これから始まる大型連休。実家や図書館の本棚から懐かしの児童書を探してみてほしい。原初の読書体験を思い出してみるのも良い経験かもしれない。(文責・三川光樹)
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