【七大戦】フェンシング優勝 8連覇 総合力で勝利
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フェンシング競技[8月16日~17日・京都市左京区の京都大学総合体育館]
本学が全種目で優勝し、総合優勝を果たした。今回の優勝で大会8連覇となる。通常の団体戦は3人1チームで対戦し全9対戦の合計スコアで勝敗を競うが、七大戦は5人1チームの紅白戦で行われる。
男子フルーレで大阪大と対戦する本学選手(右) |
全種目優勝の要因について、主将の山田哲空(理・3)は「通常の団体戦よりもチームの総合力が問われる。我々の部は飛び抜けて上手い人がいる訳ではないが、全員の実力が平均以上という安定したチームでありこの形式は得意だ」と語る。
ただ、苦しい瞬間もあったという。「男子サーブルは特に大変だった。初戦が、一番警戒していた東京大との試合で2―3と負けてしまい、チーム全体の士気が下がってしまった。けれど次の大阪大戦で1年生が相手チームのエースに勝利したことでチーム全体が勢いづき、5―0で勝利した。そのまま良い流れで、続く京都大戦を4―1で勝利し、なんとか優勝することができた」と振り返る。
部の変化として、山田は「昨年入部した男子は全員が大学から競技を始めた。そのため、今年の経験者の部員は、2年生と未経験の1年生の両方を指導しながら活動した。昨年と比べて指導の時間が増えたことで経験者は自分のプレーを見直す機会が増え、未経験者はライバルが多くなったことで互いに良い刺激を与え合う環境ができていた」と話した。
チームは大会9連覇を目指す。山田は「結果にとらわれ過ぎず、その時のベストを尽くしてほしい」と後輩の活躍に期待する。 (瀧沢和樹)
▽総合成績①東北大②東京大③大阪大④京都大⑤北海道大