【ネタ記事】報道部流 NEWおせち完成 時代に合わせ,新たな形
おせちには弥生時代から日本人のさまざな思いが込められてきた。しかし、人の味覚は時代とともに変化する。そこで今回は、部員たちと現代版NEWおせちを作成することにした。NEWおせちの製作に参加した部員は筆者含め四名。各々がNEWおせちにふさわしい縁起物を持ち寄って、部室にて試食会を開催した。
完成したおせち |
まず、重箱を提供してくれた部員Tの蓮根の炒めものである。穴が開いているため先の見通しがよくなるという。さすが、参加者で唯一のおせち作成経験者である。甘辛くておいしい。次に栗きんとんである。こちらも旧おせちからの参戦である。いつの世も子供の心をわしづかみにしてきた栗きんとんの魔力は令和でも健在だ。他にも伊達巻や黒豆、かまぼこなど伝統的な料理も多く登場した。
ここからは、今回新たにおせちにエントリーした面々である。まずはヨーグルトだ。ヨーグルトは「発酵」食品であるため、「発行」を行う弊部の未来を願って参戦した。ホットケーキはその「生地」と「記事」を掛けて、良い記事が書けるようにとのことだった。たい焼きは、めで「たい」縁起物として知られる鯛の後継としての参戦である。本来の鯛とは違い、調理や後処理が不必要かつ、食べ始める場所によって、効能を選択できるという点に注目した。多様性が求められる昨今にピッタリである。また餃子は、餃という字が、食べるに交わると書くため、交友が広がることを願っている。入手元の〇将も縁起がよさそうな名前である。この中でもひときわ異彩を放っている、マク〇ナルドの照り焼きチキンフィレオは筆者が一番好きなバーガーである。つやのある甘いたれに分厚いチキン、記事を書いているだけでもよだれが出てくる。一度は食べてもらいたい。本当においしい。好きなものを食べることが一番の縁起が良い行動である。他にも、運気を「揚げ」るドーナツ、「円」と「縁」のある円形のたこ焼きなど、多くの縁起物が集まった。良い一年になるだろう。(岡野耕大)