【秒撮】八幡平
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秋田市内に宿泊した翌朝、岩手県境にそびえる八幡平を目指し出発した。次第に民家が減り大自然へと変わっていく険しい山道をひたすら登っていく。麓と比べて気温が下がり残雪が増える中、山頂周辺に差し掛かると特有の腐卵臭とともに、道の両脇にそびえる雪の双璧が姿を現した。
ここ八幡平は標高約1613㍍を数える活火山だ。十和田八幡平国立公園の一角で、鏡沼のドラゴンアイに代表される雄大な自然で知られる。
駐車場に車を止めて外に出た瞬間、辺り一面の冷気と強烈な風に襲われた。Gwなのに、まるで真冬のようだ。冷たい風にあおられながらも、ようやくの思いでレストハウス(休憩所)へ逃げ込んだ。
休憩後は山道からそれ、雲上の秘湯・藤七温泉へと足を延ばした。極寒と暴風の中、裸になり露天風呂へ歩くのは苦痛だったが、足元から湧き出る乳白色の源泉は、体を芯から温めてくれた。
最後は名残惜しさを感じつつ下山した。「また必ず」と感じずにはいられなかった。(岡崎陸斗)