【秒撮】相馬野馬追
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初夏のすがすがしい相馬路に馬蹄の音が響き渡る。福島県相馬地方に古くから伝わる伝統の神事「相馬野馬追」が開催された。甲冑に身を包んだ騎馬武者たちは、5月24日、雲雀ケ原祭場地(福島県南相馬市)に集結。甲冑競馬や神旗争奪戦が繰り広げられ、人馬一体となった騎馬武者たちの熱戦に観客から歓声が上がった。
2023年までは7月下旬の猛暑の中で行われていたが、熱中症対策のため24年から5月下旬へと開催時期が変更された。
相馬野馬追は千年以上の歴史を誇る国指定重要無形民俗文化財。相馬氏の祖とされる平将門が下総国(現在の千葉県)で野馬を捕らえて、御神馬として神前に奉納したことが始まりとされる。古来の武芸の厳かさと伝統の重みを今に伝える貴重な文化遺産だ。
一方で、今年の甲冑競馬の最中、騎馬武者が落馬して、馬がコース外へ逃げ出し、観客ら6人が重軽傷を負う事故が発生した。観客と馬が近接する伝統祭事だけに、今後は再発防止と安全管理の徹底が大きな課題となる。
