読み込み中

本学図書館リニューアル さらに充実、学生の学び支える

 本学附属図書館本館が10月1日、リニューアルオープンを迎えた。オープン初日は図書館の再開を待ち望んでいた多くの学生で溢れ図書館に活気が生まれていた。

 大学構内では「とてもきれいになっていた」や「また図書館で勉強できる」といった声が上がっている。1階の学生閲覧室では多くの学生が勉強に励んでいた。学べる場は学生閲覧室だけではない。リニユーアルの一番の目玉であるグローバルフロアなど新しい図書館には多くの場が用意されている。 

 二階に新設されたグローバルフロアはグローバル資料室とグローバル学習室の2エリアに分かれている。それぞれ異なる場を演出している。国連や震災関係の資料が並ぶグローバル資料室には、青を基調としておちついた雰囲気が漂う。ほかのフロアから遮断されているため雑音はほとんど入らず、窓際に設けられたカウンター席には柔らかな自然光が差し込む。一人で集中して研究や学習に取り組むには最良の場だ。一方、グローバル学習室では開放感に満ちた空間に英語多読リーダーズや留学情報資料、留学生向けの外国語書籍が並ぶ。座席を自由に動かし友人と相談しながら勉強することも可能だ。広い空間を利用して、図書館利用に関するガイダンスが行われているほか、ミーティングにも利用できる。留学生コンシェルジュによる学習やサークル活動のサポートも受けることができ、国境を越えて友人と共に学びあう環境が整っている。

 一階にはグループ学習室が四部屋新調され、団体での学習に利用できる。壁面には大きなホワイトボードも設置され、ディスカッションなどさまざまな用途に対応している。一階奥の机は全て移動することができる。中規模なイベントを開催したいとの声が学生から上がることを想定して設計されたものだ。
 空調も全面リニューアルされた。以前の附属図書館本館は40年前の旧式の空調設備が使われており、「暑すぎる」「寒すぎる」といった声が絶えなかった。今回空調は熱源から全て見直し、最新の設備が導入された。これからは室温を気にせず快適に学びへ打ち込むことができる。

 今回のリニューアルに企画段階から携わった、附属図書館事務部長の米澤誠さんは「大学の講義だけが大学生にとっての学びではない。部活に励んだりゼミに打ち込んだりとざまざまな経験をして、社会人になるための準備をしてほしい」と語る。


多様な学びを支援する場として再び動き出した川内キャンパスの図書館。現在「共鳴する知の遺産」と称し、世界と日本を繋いだ名著が記念展示されている。この機会にみなさんもぜひ積極的に図書館を利用して多様に学んでほしい。 

    
キャンパス情報 8264177044934804516
ホーム item

報道部へ入部を希望する方へ

 報道部への入部は、多くの人に見られる文章を書いてみたい、メディアについて知りたい、多くの社会人の方と会ってみたい、楽しい仲間と巡り合いたい、どんな動機でも大丈夫です。ご連絡は、本ホームページやTwitterまでお寄せください。

Twitter

Random Posts