【ネタ記事】UFO呼んでみた・後編 ~おいしいパフェを求めて~
https://ton-press.blogspot.com/2018/08/ufo.html
6月28日が「パフェの日」であることを知った筆者は思い出深いパフェを食べるために宇宙人を呼ぶことを決意。前号ではUFOを呼ぶ儀式、カラオケを執り行ったが、あえなく失敗したことを掲載した。果たして宇宙人はやってくるのか。後編をお送りする。
前回の儀式が成功しなかったのは宇宙人と仲が良さそうな人がいなかったからだと考えた筆者は、宇宙人と仲が良さそうなMを誘って2人で前回と同様の儀式を部室で執り行った。儀式の内容は魂を銀河系に飛ばしてお願いするというもの。早速魂を飛ばす。すると、前回よりスムーズに銀河系まで飛んだ。しかし、「来るのはみんな地球人だ……」。失敗したのだった。Mは「今日は雲が多くてUFOが地球表面まで到達できなかったのでは」と見解を述べた。
6月24日は「UFOの日」であることを知った筆者はここが狙い目であると確信して再び儀式を執り行うことにした。執り行う場所は、過去にUFO目撃談がある八木山。UFOは電波塔周辺に出現しやすいという情報を信じて向かったのは、八木山香澄町にあるTBC東北放送。ここには高い電波塔があり、UFOが来そうな場所になっている。天気は晴れ。絶好の儀式日和である。
儀式の内容は「ベンドラ、ベンドラ、スペースピープル、こちら八木山香澄町」と繰り返し唱えるだけである。「これなら来るっしょ」と期待して儀式開始。しかし、開始して10分経ってもUFOは来ない。そこで、立つ場所を10㍍ほどずらして儀式を再開する。すると空に自然の雲とは思えない白い筋が。これはUFOかと期待が膨らむ。しかし、地上に降りる気配がない。改めて見てみると、それはどう考えても飛行機雲であった。「これをUFOと見間違う私はもう末期だ……」自分のヤバさを感じるだけに終わった。
6月27日、パフェの日を翌日に控えた筆者は部室で再び儀式を執り行うことにした。儀式の内容はUFOのエンジン音を口ずさむだけ。エンジン音は「ゆんゆんゆんゆんゆんゆんゆんゆんゆん」「きゅんきゅんきゅんきゅんきゅんきゅん」「ふぁんふぁんふぁんふぁんふぁんふぁん」「じゅーんじゅんじゅんじゅんじゅん」の4通り。今回はO、М、副編集長、筆者の4人で執り行う。
4人同時に別々のUFOのエンジン音を口ずさみ始める。部室内に響き渡るエンジン音。部室内で作業していた編集長は「ヤバい奴らやんけ」と呟いている。また、本を読んでいたNは呆れた表情をしている。それをお構いなしに口ずさみ続けた。しかし、UFOがやってくることも宇宙人がやってくることもなかった。
そして、6月28日を迎えた。宇宙人がやってくるのを信じて日中を過ごしたが、結局やってこなかった。しかし、このまま「パフェの日」を終わらせるわけにはいかない。そこで宇宙人に食べてもらう予定だったパフェを作ることにした。レシピは次の通りである。
①グラスにチョコホイップをかける
②そこに明治エッセルスーパーカップチョコクッキー¼個を入れる
③その上にホイップクリームをグラスの高さ⅔まで入れる
④玄米フレークをおおよそグラスが埋まるまで入れる
⑤玄米フレークの上に明治エッセルスーパーカップチョコクッキー¼個を載せる
⑥明治エッセルスーパーカップチョコクッキーを囲むようにホイップクリームを巻き、その上にフルーツをトッピング
⑦明治エッセルスーパーカップチョコチップの上でホイップクリームを巻く
⑧巻いたクリームの上にチョコホイップをかける
⑨ポッキーを2本突き刺す
これでパフェの完成である。これが宇宙人に好まれそうな見た目をしたパフェなのである(筆者分析による)。実際に食べると、地球人でも美味しくいただけるパフェになっている。ここで筆者は気がついた。「こうやって自分で作ったパフェを食べるってだけで思い出深くなるなぁ。わざわざ宇宙人にこだわる必要などあったのか?」
2ヶ月にわたってUFOを呼び続けてあえなく挫折したが、最終的には満足のいくパフェの日になった。そもそも、地球外生命体についてはその存在についてさまざまな議論があり、研究者の間でも意見が割れているほどである。UFOを呼ぶなど夢物語なのであり、それに頼ろうとした筆者は実に愚かである。そのようなものに頼らなくても今あるもので印象に残る思い出は生まれるということを皆さんにお伝えしたい。
前回の儀式が成功しなかったのは宇宙人と仲が良さそうな人がいなかったからだと考えた筆者は、宇宙人と仲が良さそうなMを誘って2人で前回と同様の儀式を部室で執り行った。儀式の内容は魂を銀河系に飛ばしてお願いするというもの。早速魂を飛ばす。すると、前回よりスムーズに銀河系まで飛んだ。しかし、「来るのはみんな地球人だ……」。失敗したのだった。Mは「今日は雲が多くてUFOが地球表面まで到達できなかったのでは」と見解を述べた。
6月24日は「UFOの日」であることを知った筆者はここが狙い目であると確信して再び儀式を執り行うことにした。執り行う場所は、過去にUFO目撃談がある八木山。UFOは電波塔周辺に出現しやすいという情報を信じて向かったのは、八木山香澄町にあるTBC東北放送。ここには高い電波塔があり、UFOが来そうな場所になっている。天気は晴れ。絶好の儀式日和である。
儀式の内容は「ベンドラ、ベンドラ、スペースピープル、こちら八木山香澄町」と繰り返し唱えるだけである。「これなら来るっしょ」と期待して儀式開始。しかし、開始して10分経ってもUFOは来ない。そこで、立つ場所を10㍍ほどずらして儀式を再開する。すると空に自然の雲とは思えない白い筋が。これはUFOかと期待が膨らむ。しかし、地上に降りる気配がない。改めて見てみると、それはどう考えても飛行機雲であった。「これをUFOと見間違う私はもう末期だ……」自分のヤバさを感じるだけに終わった。
6月27日、パフェの日を翌日に控えた筆者は部室で再び儀式を執り行うことにした。儀式の内容はUFOのエンジン音を口ずさむだけ。エンジン音は「ゆんゆんゆんゆんゆんゆんゆんゆんゆん」「きゅんきゅんきゅんきゅんきゅんきゅん」「ふぁんふぁんふぁんふぁんふぁんふぁん」「じゅーんじゅんじゅんじゅんじゅん」の4通り。今回はO、М、副編集長、筆者の4人で執り行う。
4人同時に別々のUFOのエンジン音を口ずさみ始める。部室内に響き渡るエンジン音。部室内で作業していた編集長は「ヤバい奴らやんけ」と呟いている。また、本を読んでいたNは呆れた表情をしている。それをお構いなしに口ずさみ続けた。しかし、UFOがやってくることも宇宙人がやってくることもなかった。
そして、6月28日を迎えた。宇宙人がやってくるのを信じて日中を過ごしたが、結局やってこなかった。しかし、このまま「パフェの日」を終わらせるわけにはいかない。そこで宇宙人に食べてもらう予定だったパフェを作ることにした。レシピは次の通りである。
①グラスにチョコホイップをかける
②そこに明治エッセルスーパーカップチョコクッキー¼個を入れる
③その上にホイップクリームをグラスの高さ⅔まで入れる
④玄米フレークをおおよそグラスが埋まるまで入れる
⑤玄米フレークの上に明治エッセルスーパーカップチョコクッキー¼個を載せる
⑥明治エッセルスーパーカップチョコクッキーを囲むようにホイップクリームを巻き、その上にフルーツをトッピング
⑦明治エッセルスーパーカップチョコチップの上でホイップクリームを巻く
⑧巻いたクリームの上にチョコホイップをかける
⑨ポッキーを2本突き刺す
これでパフェの完成である。これが宇宙人に好まれそうな見た目をしたパフェなのである(筆者分析による)。実際に食べると、地球人でも美味しくいただけるパフェになっている。ここで筆者は気がついた。「こうやって自分で作ったパフェを食べるってだけで思い出深くなるなぁ。わざわざ宇宙人にこだわる必要などあったのか?」
2ヶ月にわたってUFOを呼び続けてあえなく挫折したが、最終的には満足のいくパフェの日になった。そもそも、地球外生命体についてはその存在についてさまざまな議論があり、研究者の間でも意見が割れているほどである。UFOを呼ぶなど夢物語なのであり、それに頼ろうとした筆者は実に愚かである。そのようなものに頼らなくても今あるもので印象に残る思い出は生まれるということを皆さんにお伝えしたい。