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【ニュース】川内にカフェオープン~「雨の朝」

 コーヒーショップ「雨の朝」が7月1日、川内亀岡町の住宅街にオープンした。デザインを専攻した店主が設えたおしゃれな空間で、煎りたて挽き立ての本格コーヒーが楽しめる。コーヒーの上にミルクで模様を描く「ラテアート」も好評。開店から多くの客で賑わっている。

 
 焙煎コーヒーの香ばしい匂いが漂う店内には、外国製の家具が並ぶ。フードの持ち込み可、禁煙、ノーチャージ、Wi―Fi完備。全て、飲み物をゆったりと楽しんでもらうための工夫だ。価格はエスプレッソが250円。学生に配慮した設定になっている。夜にはビールやカクテルなどといったアルコール類も提供する。
 
 コーヒー豆は札幌の問屋から仕入れたものを店内で焙煎する。「煎りたて挽きたての豆でいれたコーヒーは味が違います」。そう語るのは店主でバリスタの沼津崇さん(34)。20代前半に知人から手挽きのミルをもらい、挽きたてコーヒーの美味しさに目覚めた。以来、コーヒーショップで様々な豆を試し、ほぼ独学で知識を蓄えてきた。
 
 仙台市泉区出身の沼津さん。東日本大震災を経て、「人生は有限」ということを強く実感したという。メーカーに勤めながらも、学生時代に学んだデザインの技術を活かし、昨年の11月から少しずつ店内を整備。今月1日に念願の店をオープンさせた。
 
 店名の「雨の朝」には、静寂な空間でゆっくりとコーヒーを味わってほしいという願いが込められている。「大学の行き帰りにフラッと立ち寄る、普段使いの場所にしてください」と沼津さんは話す。
 
 住所は仙台市青葉区川内亀岡町14番地。電話090-6621-9951。営業時間は月~土曜日が12時~23時、日曜日が12時~17時。

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