【講演会】大学病院100周年記念講演 ~ゲストに荒川静香さん~
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東北大学病院の開設百周年記念式典・講演会が7月14日、仙台勝山館にて開催された。記念講演会は記念式典に引き続いて催され、病院関係者のほか、事前に申し込みをした市民ら約100名が出席した。ゲストとしてプロフィギュアスケーターの荒川静香さんが招かれた。
講演会では、八重樫伸生病院長のあいさつの後、荒川さんが登壇。本学医学研究科の永富良一教授とのトークセッションが行われた。終始和やかなムードで行われ、会場からは温かい笑いが起こった。荒川さんはスケートとの出会いや、東日本大震災に対する思い、健康維持の工夫などを語った。
高校卒業までを仙台で過ごした荒川さん。フィギュアスケートとは5歳の時に仙台市内のスケート場で出会った。当初はそれが競技ということすら知らず、フィギュアスケート特有のフリルが付いた衣装や、氷上での独特な動きに憧れて始めたという。
今でも週5日スケートをする荒川さんは「自分自身の体の動き方が日々の健康のバロメーターとなる。毎日決まった運動をして、自らの体の変化に気づくことができるようにしている」と話した。
また、震災について「自分にできることを考え続けることが大切。私はアスリートとして、震災で傷ついた方たちの気持ちをリフレッシュさせてあげたい」と思いを述べていた。