【受賞】技術経営研究会VEX 教科書売買アプリで学生起業家特別賞
https://ton-press.blogspot.com/2017/06/vex.html
「SENDAI for Startups! ビジネスグランプリ 2017 」が2月5日にせんだいメディアテークにて開催され、本学技術経営研究会VEXが学生起業家特別賞を受賞した。VEX代表の曽根原正樹さん(法・3)に話を伺った。
本グランプリは宮城・仙台地域の起業家から事業計画を募集し、優れたプランを表彰するビジネスプランコンテストである。多くの起業家の事業を後押しすることで、仙台を起業しやすい街にすることを目指している。VEXは、独自に開発した学生間の教科書売買アプリ「BookHub」による大学に特化した中古本仲介事業を発表し、事業計画書やプレゼンテーションなどにより本事業を審査員にアピールした。
本アプリはVEX前代表の古本雄大さん(工・3)が1年生のとき、教科書が高くインターネットで購入しても高価であった点に問題意識を持ったことに端を発する。古本さんは、この問題を解決するため独自に中古本サイトを開設した。しかし、在庫を大量に抱えてしまうこと、需要に適合した商品を確保することが難しいなどの課題がありうまくいかなかった。そこで、昨年夏から古本さんが中心となって本アプリの開発を進めてきた。
本アプリは、教科書を売りたい学生と買いたい学生を自動でマッチングする取引プラットフォームである。本のバーコードを撮影するだけで出品でき、買い手が見つかったら、チャットで取引価格と場所を決めて、直接手渡しで古本を引渡す。手渡し限定とすることで、在庫保有による運営側の負担をなくすほか、送料をゼロにすることができる。収益源は、利用者へのメールに掲載する広告の掲載料とアフィリエイト、地域の古本業者の出店料などで賄い、取引手数料は無料である。
本グランプリへの出場にあたり、プレゼンテーションのパワーポイントや事業計画書の作成を行った曽根原さんは、学生へのアンケートや統計などの事実によって裏付けられた論理的で簡潔な説明をこころがけたという。「受賞時の講評で、事業計画書が出場者のなかでも高評価を得られたことがうれしかったです」と振り返る。本学の放送研究会の協力により、本アプリのPR動画も作成した。
本アプリはまだリリースされていない。曽根原さんは「何回かテストした後、アプリを本格的に始動させたい」と意気込む。現在の課題はアプリの様々なバグに対応できるエンジニアとなる人材が不足していることだという。「起業に興味がある人、自分のやりたいことに100パーセントの時間を投資できる人は、ぜひVEXに参加してほしい」と呼びかける。
今後の目標として、「大学発のベンチャー立ち上げに積極的に関わっていきたい」と曽根原さん。「経営者の方と交流する機会を設けたり、ジャンルに関わらず様々な起業を支援したりしていきたい」と語った。
本グランプリは宮城・仙台地域の起業家から事業計画を募集し、優れたプランを表彰するビジネスプランコンテストである。多くの起業家の事業を後押しすることで、仙台を起業しやすい街にすることを目指している。VEXは、独自に開発した学生間の教科書売買アプリ「BookHub」による大学に特化した中古本仲介事業を発表し、事業計画書やプレゼンテーションなどにより本事業を審査員にアピールした。
本アプリはVEX前代表の古本雄大さん(工・3)が1年生のとき、教科書が高くインターネットで購入しても高価であった点に問題意識を持ったことに端を発する。古本さんは、この問題を解決するため独自に中古本サイトを開設した。しかし、在庫を大量に抱えてしまうこと、需要に適合した商品を確保することが難しいなどの課題がありうまくいかなかった。そこで、昨年夏から古本さんが中心となって本アプリの開発を進めてきた。
本アプリは、教科書を売りたい学生と買いたい学生を自動でマッチングする取引プラットフォームである。本のバーコードを撮影するだけで出品でき、買い手が見つかったら、チャットで取引価格と場所を決めて、直接手渡しで古本を引渡す。手渡し限定とすることで、在庫保有による運営側の負担をなくすほか、送料をゼロにすることができる。収益源は、利用者へのメールに掲載する広告の掲載料とアフィリエイト、地域の古本業者の出店料などで賄い、取引手数料は無料である。
本グランプリへの出場にあたり、プレゼンテーションのパワーポイントや事業計画書の作成を行った曽根原さんは、学生へのアンケートや統計などの事実によって裏付けられた論理的で簡潔な説明をこころがけたという。「受賞時の講評で、事業計画書が出場者のなかでも高評価を得られたことがうれしかったです」と振り返る。本学の放送研究会の協力により、本アプリのPR動画も作成した。
本アプリはまだリリースされていない。曽根原さんは「何回かテストした後、アプリを本格的に始動させたい」と意気込む。現在の課題はアプリの様々なバグに対応できるエンジニアとなる人材が不足していることだという。「起業に興味がある人、自分のやりたいことに100パーセントの時間を投資できる人は、ぜひVEXに参加してほしい」と呼びかける。
今後の目標として、「大学発のベンチャー立ち上げに積極的に関わっていきたい」と曽根原さん。「経営者の方と交流する機会を設けたり、ジャンルに関わらず様々な起業を支援したりしていきたい」と語った。