東北大学国際祭り開催 ~異文化に3000人賑わう~
https://ton-press.blogspot.com/2017/06/3000.html
第32回東北大学国際祭りが、先月14日に川内萩ホール前にて行われた。当日はあいにくの雨天であったが約3000人が来場し、会場は大いに盛り上がった。
国際祭りは東北地方最大の国際文化交流イベント。会場には、世界の民族衣装や伝統舞踊などを楽しむことのできるメインステージ、各国の文化を知ることのできる交流コーナー、30ヵ国近い国々の料理を味わうことのできる屋台などが設けられた。
祭りの開会宣言は東北大学の花輪理事によって英語で行われた。祭りを訪れた人々には楽しんで帰ることを求め、運営側の留学生に対しては雨天に負けずに祭りを盛り上げるようエールを投げかけた。また、祭りの中で里見進本学総長がスピーチをする場面もあり、東北大学をさらに門戸の広い大学にして留学生を増やしていくことを宣言した。
会場では留学生や本学学生のみならず、家族連れなど地域の人々も見られた。日本人が世界の国々について学ぶことのできる場としてはもちろんのこと、会場には落語や折り紙、着物などを通じて日本の文化を伝える施設も設けられ、双方的な国際交流の場として国際祭りは大いに賑わった。
今年の国際祭りのテーマは「I am because you are.」。このテーマについて、国際祭りを主催するTUFSA(東北大学留学生協会)代表のアニコー・カーパティーさん(医・博士2)は、人と人とのつながりを意味していると語る。日本語に直訳すると「あなたがいるから私がいる」という意味合いになるが、ここでの「私」は会場を訪れた一人ひとりであり、あなたは自分を支えてくれた人やつながりのある人を指す。
地域の人々と東北大学の日本人学生や留学生との間のつながりを深めたいという意気込みを持って、今年の国際祭りに臨んだというアニコーさん。そのために仙台在留の海外の人々のコミュニティーからの国際祭りへの参加を募り、多くの屋台やステージが実現した。また、今年からの新たな試みとして「ウィズダムステージ」を導入。ここでは、観客が自分の意見をスピーチしたりディスカッションをしたりする機会が設けられた。「この取り組みは多くの観客を集めて成功に終わった」とアニコーさんは振り返る。
当日までの準備の過程では、締め切りのような時間に対する感覚の国ごとの差に苦労することがあったと話すアニコーさん。しかし、学業やサークル活動などで忙しい人も多い中で実行委員のメンバーは念入りに準備を進め、当日は雨天にも関わらず多くの来場者を集めることができたので良かったと、アニコーさんは顔を綻ばせた。
国際祭りは東北地方最大の国際文化交流イベント。会場には、世界の民族衣装や伝統舞踊などを楽しむことのできるメインステージ、各国の文化を知ることのできる交流コーナー、30ヵ国近い国々の料理を味わうことのできる屋台などが設けられた。
祭りの開会宣言は東北大学の花輪理事によって英語で行われた。祭りを訪れた人々には楽しんで帰ることを求め、運営側の留学生に対しては雨天に負けずに祭りを盛り上げるようエールを投げかけた。また、祭りの中で里見進本学総長がスピーチをする場面もあり、東北大学をさらに門戸の広い大学にして留学生を増やしていくことを宣言した。
会場では留学生や本学学生のみならず、家族連れなど地域の人々も見られた。日本人が世界の国々について学ぶことのできる場としてはもちろんのこと、会場には落語や折り紙、着物などを通じて日本の文化を伝える施設も設けられ、双方的な国際交流の場として国際祭りは大いに賑わった。
今年の国際祭りのテーマは「I am because you are.」。このテーマについて、国際祭りを主催するTUFSA(東北大学留学生協会)代表のアニコー・カーパティーさん(医・博士2)は、人と人とのつながりを意味していると語る。日本語に直訳すると「あなたがいるから私がいる」という意味合いになるが、ここでの「私」は会場を訪れた一人ひとりであり、あなたは自分を支えてくれた人やつながりのある人を指す。
地域の人々と東北大学の日本人学生や留学生との間のつながりを深めたいという意気込みを持って、今年の国際祭りに臨んだというアニコーさん。そのために仙台在留の海外の人々のコミュニティーからの国際祭りへの参加を募り、多くの屋台やステージが実現した。また、今年からの新たな試みとして「ウィズダムステージ」を導入。ここでは、観客が自分の意見をスピーチしたりディスカッションをしたりする機会が設けられた。「この取り組みは多くの観客を集めて成功に終わった」とアニコーさんは振り返る。
当日までの準備の過程では、締め切りのような時間に対する感覚の国ごとの差に苦労することがあったと話すアニコーさん。しかし、学業やサークル活動などで忙しい人も多い中で実行委員のメンバーは念入りに準備を進め、当日は雨天にも関わらず多くの来場者を集めることができたので良かったと、アニコーさんは顔を綻ばせた。