【告知】模擬裁公演「解のない教科書―いじめをめぐる民事訴訟―」 20,21日開催 ~「いじめ防止法」認知を~
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本学法学部の自主ゼミである模擬裁判実行委員会主催の第66回公演「解のない教科書―いじめをめぐる民事訴訟―」が今月20日、21日に川内萩ホールで行われる。模擬裁判実行委員会は法学部生としての視点から市民が法と社会の繋がりを考える機会を作ることが理念。毎年世間の関心の高い社会問題を取り上げて公演を行っている。
いじめの認知件数は今年過去最高を記録し、仙台でも深刻な問題となっている。一方でいじめに関する法律である「いじめ防止対策推進法」は一般にはまだあまり知られていないのが現状だ。副委員長の根津奈於さん(法・3)は「法律について、一般の方にももっと知ってもらいたい」と前置きし、「法学部生としての視点からいじめについて捉え直し、それを市民の皆さんに伝えられたら」と話した。
役を演じるのは1年生の委員。9月から発声や演技の練習を始め、腹式呼吸や観客に伝わる演技ができているかどうか意識しながら日々練習を積み重ねてきた。目前に迫った本番に向けて追い込みをかける1年生に対し、根津さんは「心配な所もあるが、集中して役に入り込み、観客に届く演技をしてほしい」と思いを語った。また、シナリオ主任の須永亘さん(法・3)は「私たちの理念の通り、観客に法について考えるきっかけを少しでも提供できる公演にしたい」と意気込んだ。
入場料は前売り300円、当日400円。高校生以下無料。チケットは本学川内北キャンパスの川内購買書籍店や模擬裁判実行委員会ホームページから購入するほか、委員から直接購入することができる。