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学友会人力飛行部「鳥人間コンテスト」 機体大破乗り越え3位

 読売テレビ主催の第40回「鳥人間コンテスト2017」が7月29日から30日にかけて滋賀県彦根市の琵琶湖東岸にて開催された。本大会に学友会人力飛行部Windnautsが出場し、人力プロペラ機ディスタンス部門で3位、学生チームの中では1位と健闘した。この結果について代表の西村文花さん(工・3)は「思ったよりも良い結果を残せた。アクシデントに見舞われながらも、最高のフライトができたと思う」と話す。




 7月上旬の飛行試験。突風にあおられた機体が墜落し、大破する事故が起きた。パイロットを務めた多田隼都さん(工・3)は左手を4針縫うけがを負い、一時は起き上がれないほどのむち打ちになった。1年かけてようやく完成した機体が大会目前に大破したことへのショックは、言葉にできないほどに大きかったという。大会への出場をも危ぶまれるという絶望的な状況に陥った。

 しかし、部員同士で協議を行った結果、大会出場への意志を固めた。多田さんは「パイロットにとって恐怖心や迷いは判断の邪魔になる。飛ぶ決断をしてから揺らぎはなかった」と話す。

 大会まではギリギリのスケジュールだった。「一日一日が短いようで長かった」と西村さんは振り返る。例年なら飛行練習をしている時期に、飛行機の備品調達をしなければならなかった。テスト期間であるにも関わらず、その日の分の作業をこなさなければ大会に間に合わない。一人ひとりが協力できる体制をとれるよう代表の西村さんが指揮をとった。

 迎えた大会当日。強風が吹く中でのスタートとなった。風の影響により、ペダルが重い。パイロットはボートに乗った設計者とのみ連絡を取り、指示を受けることができる。20㌔㍍の折り返し地点ではすでに足がつった状態だったため、旋回はせずに少しでも距離を伸ばすことを優先した。プラットホームにいる他の部員は小さなモニターを通してしか機体の様子を見ることができない。「落ちないでほしい」。ただそれだけを祈りながら、応援せずにはいられなかった。

 Windnautsの記録は22657・79㍍。「フライト終了後、皆が笑顔で迎えてくれたことが何よりも嬉しかった」と多田さん。1年生の時からパイロットを目指してきた。大好物の唐揚げをはじめ、揚げ物やスイーツなど脂質を多く含むものを断つ厳しい食事制限を続けトレーニングに励んできたという。長きにわたる忍耐が実を結んだ喜びは格別のものだった。

 来年は後輩のサポートに回るという西村さんと多田さん。安全に飛行できるように寄り添いながらノウハウを伝えていく。二人は「最後にいいことが待っている。後悔しないように頑張ってほしい。」と後輩にエールを送った。
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