世界甲冑コンテスト開催 ~本格的な作品勢揃い~
https://ton-press.blogspot.com/2017/10/blog-post_26.html
自作の甲冑(かっちゅう)を着てその出来具合を競い合う第2回「甲冑コスプレ世界大会」が先月9日、宮城県北部の大崎市にある有備館の森公園で開催された。大崎市は、伊達政宗が青年期を過ごした土地。本コンテストも大崎市の恒例行事である「政宗公まつり」に先立って去年から行われている。
コンテストでは、事前の書類審査を通過した9人がそれぞれ当世具足(とうせいぐそく、室町時代後期~安土桃山時代に制作された甲冑)をベースに制作したオリジナルの甲冑を着てアピールを行った。真田幸村の着ていた甲冑を再現したものから、西洋風、さらにはかわいらしさを重視した奇抜なものまでさまざまな甲冑が勢揃いしたものの、いずれも「制作に1年半かかった」「ブタの皮から作った」「コンテストの朝まで修正を加えた」という声の聞かれるきわめて本格的なもの。コンテストの審査員らも「去年より甲冑のオリジナル性が増していた」と語る。
ひととおりアピールが終了すると、観客はそれぞれの甲冑について「再現性」「技術性」、「独自性」、そして「伊達者」にふさわしいかという「デザイン性」の4点から100点満点での審査を行った。
審査の結果、大賞を勝ち取ったのは東京都の会社員、高岸弘治さんによる龍をデザインに加えたという「黒龍神具足」(写真左端)。高岸さんは賞金として贈られた10万円の使い道として「飲んで祝いたい」と喜びをあらわにした。
大会終了後には自由撮影時間が設けられた。観客たちは甲冑の出来具合に感心しつつ写真撮影を行っていた。
コンテストでは、事前の書類審査を通過した9人がそれぞれ当世具足(とうせいぐそく、室町時代後期~安土桃山時代に制作された甲冑)をベースに制作したオリジナルの甲冑を着てアピールを行った。真田幸村の着ていた甲冑を再現したものから、西洋風、さらにはかわいらしさを重視した奇抜なものまでさまざまな甲冑が勢揃いしたものの、いずれも「制作に1年半かかった」「ブタの皮から作った」「コンテストの朝まで修正を加えた」という声の聞かれるきわめて本格的なもの。コンテストの審査員らも「去年より甲冑のオリジナル性が増していた」と語る。
ひととおりアピールが終了すると、観客はそれぞれの甲冑について「再現性」「技術性」、「独自性」、そして「伊達者」にふさわしいかという「デザイン性」の4点から100点満点での審査を行った。
審査の結果、大賞を勝ち取ったのは東京都の会社員、高岸弘治さんによる龍をデザインに加えたという「黒龍神具足」(写真左端)。高岸さんは賞金として贈られた10万円の使い道として「飲んで祝いたい」と喜びをあらわにした。
大会終了後には自由撮影時間が設けられた。観客たちは甲冑の出来具合に感心しつつ写真撮影を行っていた。