【ネタ記事】本HP・50「饅」ビュー数企画 ~感謝込め50個まんじゅう手作り~
https://ton-press.blogspot.com/2018/04/hp5050.html
2月下旬、報道部のホームページが累計50万ビュー数を稼いだ。30万ビュー数から9カ月。まさかこんなに早く達成するとは、という思いを抱えつつ、筆者は読者のみなさんへの感謝を胸に、何かしなくてはという思いに駆られていた。
ここで、過去のホームページビュー数のマイルストーンを達成した時に掲載したネタ記事を思い返してみる。10万では10万メートルを走破。20万ビュー数目前のタイミングでは、10万分の1の確率であるという四つ葉のクローバーの捜索。そして30万では、30万歩歩こうとしたが挫折し、30万件ヒットする言葉を検索した。
どれも体を張って挑んだものであることには変わりない。だが、どうせなら支えてくれた部員のために何かできないか。そう考えて思いついた50万企画こそ、「50饅企画」である。
何をするかといえば、50個まんじゅうを作り、お世話になった人たちに食べてもらう、ただそれだけの企画だ。しかし、これが思ったよりハードなものであったことを筆者は知る由もなかった。
まずは、近所の業務用スーパーに出向き、こし餡や砂糖、薄力粉などを買いあさる。これで1000円ちょっと。思ったより安く済んでホッとした。買い物をした後自宅に帰り、いよいよクッキングスタートである。
まずは、まんじゅうの生地を作る。とはいっても、まんじゅうを50個作るとなると、生地だけでも重さ1キロ弱になる。ということで、生地を作ることだけでも相当体力のいる作業となった。生地をこね、形を整えるだけでも3時間以上はかかった気がする。そして、その作業を進めるたびに、筆者の息が荒くなる。それだけ、50個のまんじゅうを作るというのは過酷な作業なのだ。
その生地には、きな粉を練りこませてある。まんじゅうの中にはこし餡。お正月の餅を食べたときの余り物といえば至極その通りであるのだが、これはこれでおいしいだろうと考え、一つ一つ手で成形していった。
そうして形を作り、蒸しあげれば完成だ。50個分のまんじゅうをすべて作り終えるには4時間以上かけなければならなかった。生地が上手く伸ばせず見た目が不格好になったようにも見えるが、それはご愛嬌だ。
果たして部員はどのような反応を示すのか。実家暮らしゆえに、料理としてちゃんと成立しているのか一抹の不安を抱えながら、部員にそのまんじゅうを差し出してみた。
きな粉を生地に混ぜたためか黄色いまんじゅうになり、この色が部員を不安にさせた。「硫黄でも入っているんじゃないんですか」という後輩もいるほどだった。しかしまんじゅうを口にした部員の反応は思いのほか上々だった。「旨っ」「きな粉とあんこが調和していていいですね」。よかった。これでやった甲斐があった。ホッと胸をなでおろした筆者だった。
まんじゅうは「生地」を練る作業が大事になってくるが、我々報道部員も「記事」を練る作業が不可欠だ。たとえ難解なネタでも噛み砕いたうえで文字にしたため、一読して腹に落ちるような記事にすることこそ、我々の使命だ。これからも良質な記事を紙面でもホームページでも提供できるよう、精進していきたい。
ここで、過去のホームページビュー数のマイルストーンを達成した時に掲載したネタ記事を思い返してみる。10万では10万メートルを走破。20万ビュー数目前のタイミングでは、10万分の1の確率であるという四つ葉のクローバーの捜索。そして30万では、30万歩歩こうとしたが挫折し、30万件ヒットする言葉を検索した。
どれも体を張って挑んだものであることには変わりない。だが、どうせなら支えてくれた部員のために何かできないか。そう考えて思いついた50万企画こそ、「50饅企画」である。
何をするかといえば、50個まんじゅうを作り、お世話になった人たちに食べてもらう、ただそれだけの企画だ。しかし、これが思ったよりハードなものであったことを筆者は知る由もなかった。
まずは、近所の業務用スーパーに出向き、こし餡や砂糖、薄力粉などを買いあさる。これで1000円ちょっと。思ったより安く済んでホッとした。買い物をした後自宅に帰り、いよいよクッキングスタートである。
まずは、まんじゅうの生地を作る。とはいっても、まんじゅうを50個作るとなると、生地だけでも重さ1キロ弱になる。ということで、生地を作ることだけでも相当体力のいる作業となった。生地をこね、形を整えるだけでも3時間以上はかかった気がする。そして、その作業を進めるたびに、筆者の息が荒くなる。それだけ、50個のまんじゅうを作るというのは過酷な作業なのだ。
その生地には、きな粉を練りこませてある。まんじゅうの中にはこし餡。お正月の餅を食べたときの余り物といえば至極その通りであるのだが、これはこれでおいしいだろうと考え、一つ一つ手で成形していった。
そうして形を作り、蒸しあげれば完成だ。50個分のまんじゅうをすべて作り終えるには4時間以上かけなければならなかった。生地が上手く伸ばせず見た目が不格好になったようにも見えるが、それはご愛嬌だ。
果たして部員はどのような反応を示すのか。実家暮らしゆえに、料理としてちゃんと成立しているのか一抹の不安を抱えながら、部員にそのまんじゅうを差し出してみた。
きな粉を生地に混ぜたためか黄色いまんじゅうになり、この色が部員を不安にさせた。「硫黄でも入っているんじゃないんですか」という後輩もいるほどだった。しかしまんじゅうを口にした部員の反応は思いのほか上々だった。「旨っ」「きな粉とあんこが調和していていいですね」。よかった。これでやった甲斐があった。ホッと胸をなでおろした筆者だった。
まんじゅうは「生地」を練る作業が大事になってくるが、我々報道部員も「記事」を練る作業が不可欠だ。たとえ難解なネタでも噛み砕いたうえで文字にしたため、一読して腹に落ちるような記事にすることこそ、我々の使命だ。これからも良質な記事を紙面でもホームページでも提供できるよう、精進していきたい。