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【七大戦2018】学友会空手道部 ~部員同士で高め合う~

 七大戦空手道競技が今月15日に北海道大武道館にて開催される。学友会空手道部主将の丸山航希さん(工・3)に七大戦への意気込みを伺った。




 昨年の戦績は男子6位、女子3位だ。この結果を受けて、経験者が勝つだけでは団体戦での勝利には結びつかないことを実感したという。そのため、初心者は初心者同士の試合に勝つこと、経験者は技術で相手の勢いを抑え勝利することを意識して練習を行うようになった。

 また、昨年から新たな取り組みとして、北海道大空手道部との交流会を始めた。同じ国立大学という立場ではあるが、練習メニューや技術など学べることがとても多く、部員にとって良い刺激となり、私立大学も参加する大会に出場する以上の収穫を得た。実際、交流会後からタイマーを活用し時間を意識するように練習方法を変更した。

 空手道部は現在新入生を6人迎え、3学年合計15人で活動している。その内、経験者は10人だ。日頃から組手を中心に、量より質を重視した練習をしている。部員は自分の課題を意識しながら練習に取り組み堅実な努力を重ねている。練習中は、経験者が初心者に教えることはもちろん、経験者同士での教え合いも行う。相手にアドバイスをすることが自身の上達につながり、また、練習の質を上げ、部全体のレベルを向上させることにもなる。

 「今回の交流会では、北海道大に胸を貸してもらう形となった。しかし、今年の七大戦はもちろん優勝を狙う」と丸山さんは語る。組手競技は戦い方や勢いといったものに勝敗が左右されることがある。そのため、気持ちで負けないことや技の決め方、思い切りの良さが重要になってくる。

 大会メンバーは実力順に決めるという方針のおかげか、部員同士で切磋琢磨し、この春休みで特に3年生の実力が伸びたという。七大戦でどのような活躍を見せてくれるか、今から楽しみだ。
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