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【ネタ記事】UFO呼んでみた・前編 ~未知なる出会いを求めて~

 6月28日が「パフェの日」であることを皆さんはご存じだろうか。5月中旬にそれを知った筆者は、「パフェの日に食べるパフェは思い出深いものにしたい」という思いが生まれた。




 どのようにすれば思い出深いパフェになるのだろうか。空を見上げながらそんなことを考えていた。そんな中、ふと「宇宙のどこかには宇宙人がいるんだろうなぁ――」という思考になった。すると、突然ひらめいた。「んん、宇宙人!? そうだ! 宇宙人とパフェを食べれば思い出深いパフェになる!」。こうして、宇宙人を地球に招待して一緒にパフェを食べることを目標にした「宇宙人パフェ計画」が始まった。

 とにもかくにもこの計画のためには宇宙人と会う必要がある。宇宙人が乗っているとされる、未確認飛行物体「UFO」との遭遇は必要不可欠だ。まだ5月中旬だが、宇宙人とのコンタクトには時間がかかりそうなので今からコンタクトをとる必要がある。

 そこで筆者はまず、ネットで調べた「UFOを呼ぶ儀式」を執り行うことにした。報道部の部会の後、部室に残っていた同期、後輩計9人を言葉巧みに誘って儀式を執り行った。
儀式の内容は以下の通りである。

①リラックスして真剣に瞑想する。
②上半身は地面に対し垂直な状態で。
③目を閉じて呼吸をゆっくりする。
④魂を日本、地球、太陽系、銀河系の順に飛ばし、銀河系に到達したら「僕が住んでいる地球に一緒に来てください」と頼む。

 筆者の号令の下、筆者含め10人が円になり、銀河系に行って頼んだ。しかし、「部室に人は来るけどみんな地球人だ……」。残念ながら宇宙人が来ることはなかった。

 これにめげない筆者は翌日、仙台市内のカラオケ店に来た。「UFOを呼ぶカラオケ」を執り行う。筆者の独断により、いきものがかり、高橋優、back number、miwa、ゆずの5組を「宇宙人が好きそうなアーティスト」として選び、宇宙に届くように心を込めて歌う。なお、「ただ好きなアーティストの曲を歌いたいだけだろう」という意見は受け付けない。

 昼の12時過ぎに入店した筆者。宇宙に届くために新しく良い音質の機種の部屋に入室する。18時過ぎまで6時間、精一杯歌った。果たして宇宙に届いたのだろうか。退店して外を見ると「みんな地球人だ……」。再び失敗したのだった。

 その後、筆者は考えた。宇宙人を呼ぶにはUFOゆかりの地に行く必要があるのではないか。そもそも宇宙人にこだわらなくても思い出深いパフェは食べられるのではないか。

 「宇宙人パフェ計画」は果たして成功するのだろうか。そして、6月28日に思い出深いパフェを食べることはできるのだろうか。結末はいかに!

次号に続く)
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