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【東北大学祭2018】3万3,000人が来場 ~団結して作り上げた学祭~

 第70回東北大学祭が今月2日から4日の3日間にわたり本学川内北キャンパスを中心に開催された。数多くの団体が出店しかなりのにぎわいを見せ、まさに今年のスローガンである「笑う祭(フェス)には福来たる」を体現する学祭となった。




 屋外では、ミスコンや有志によるバンド演奏などのステージ企画が大きな盛り上がりを見せた。また、各団体が出店した屋台には学祭ならではのグルメを求めて多くの人が集まった。屋内では、作品展示や音楽系団体による演奏などが行われたほか、本学学生が研究発表を行う学術教室が開かれ、各団体の日頃の成果を披露する場となった。

 学祭終了後、学祭実行委員長の武田秀祐さん(文・2)に話を伺った。武田さんは「学祭中の3日間は、トラブルや来場者に対応しているうちにあっという間に過ぎたように感じる。そのため、まだ終わった実感が湧かない」と話した。

 「未来の東北大生に夢を与える」というテーマを持って学祭に臨んだ武田さん。来場者に本学学生の日頃の姿を伝えることを重視し、サイエンスワークショップや学術教室を新しく企画した。「学祭当日の様子を見る限り『日頃の東北大生の姿を見せる』という目的は達成できたと思う」と語る。

 今年から始めた企画であるサイエンスワークショップでは、化学部と協力して子どもたちの好奇心を刺激するような実験を行った。子どもたちの好奇心に満ちた顔を見たときは大きな感動を覚えたという。

 今年の学祭にはおよそ3万3千人が来場した。金曜が祝日だった昨年の4万1千人と比べると減少しているが、土日の集客は今年の方が多かったという。知名度の高い芸能人を呼べたことや、ミスコン参加者がSNSを通じて積極的にPR活動をしたことが理由だろうと武田さんは分析する。

 グランドフィナーレ後の花火を見て1年半の活動の終了が近いと感じた武田さん。「今年の事務局は部署を超えて協力していた。その中でも1年生は非常に団結力が強い。100人超の人々が団結すれば予想もつかないほど大きな力になると思う。大学側と話し合って来年から使用できる施設を増やしたことで、来年への布石は打った。それを上手に使い今年以上の学祭を作ってほしい」と達成感と寂しさの両方を覚えながらも、来年への期待をのぞかせた。
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