【ニュース】「貧食カレー」が復活 ~懐かしの味 レトルトで再現~
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東北大学記念グッズ「川内第2食堂普通カレー」が9月20日に発売された。1967年に開店して以来、2008年に閉店するまで、本学学生の胃袋と懐を支えた川内第2食堂、通称「貧食」で提供されていたカレーの味を再現したレトルトカレーだ。
発売初日から飛ぶように売れたこの商品は、どのような経緯で開発されたのか。本学総務企画部社会連携課の里見真希さん、東北大学生活協同組合食堂本部の宮崎研次長に話を伺った。
「今回普通カレーを商品化したのは、東北大学基金を多くの方に知ってもらいたいと考えたからです」と里見さん。この企画は本学の新しい記念グッズを開発しようというところから始まった。以前生協が「総長カレー」を作る企画を検討していたことを思い出し、記念品としてカレーを作り、食べることで大学を応援できる商品を企画。生協と共に検討する中で、多くの卒業生の記憶に残る「川内第2食堂普通カレー」の商品化が決定した。
商品開発に際して、当時川内第2食堂で使われていたレシピをもとに、さらにおいしくなるように改良を加えた。試作品は大学職員や教授に食べてもらい、当時の味にできるだけ近づけつつも、そのまま再現すると味が濃すぎたため、塩分を少し減らした。保存料や化学調味料は使わず、一番多い具材はオニオンソテーだ。生協が開発を行っているため原材料にかなり気を遣った商品になっているという。
「5月に企画が立ち上がり、8月には商品を形にする必要があったので、かなりタイトなスケジュールでした。西日本にあるカレー製造工場が7月の集中豪雨で被災してしまうアクシデントもありましたが、何とか商品化することができました」と宮崎次長は当時を振り返る。完成した川内第2食堂普通カレーはまず、8月末に卒業生を集めて行われたイベントでお土産として配られた。会場では試食会も行われ、多くの卒業生が当時の味を思い出し懐かしんだ。
その後、9月20日には生協各店とインターネット通販で販売を開始。前評判に加え、当日は川内キャンパスで学会が開かれていたこともあってか1日で売り切れ状態になり、通販でも200個ほどを売り上げた。「学内外のたくさんの方にご好評をいただいています。商品もまた店頭に並びますので、さらに多くの方に食べてみてほしいです」と里見さんは手ごたえを語る。
普通カレーの売り上げの一部は東北大学基金に寄付される。卒業生が普通カレーを購入することで学生時代のことを懐かしむと同時に、大学の発展に寄与することができる。「今回の普通カレーを皮切りに、今後も東北大学、東北大学基金を盛り上げるためにさまざまな商品を開発していきます」と里見さん。本学の記念グッズのさらなる充実に期待が持てそうだ。
発売初日から飛ぶように売れたこの商品は、どのような経緯で開発されたのか。本学総務企画部社会連携課の里見真希さん、東北大学生活協同組合食堂本部の宮崎研次長に話を伺った。
「今回普通カレーを商品化したのは、東北大学基金を多くの方に知ってもらいたいと考えたからです」と里見さん。この企画は本学の新しい記念グッズを開発しようというところから始まった。以前生協が「総長カレー」を作る企画を検討していたことを思い出し、記念品としてカレーを作り、食べることで大学を応援できる商品を企画。生協と共に検討する中で、多くの卒業生の記憶に残る「川内第2食堂普通カレー」の商品化が決定した。
商品開発に際して、当時川内第2食堂で使われていたレシピをもとに、さらにおいしくなるように改良を加えた。試作品は大学職員や教授に食べてもらい、当時の味にできるだけ近づけつつも、そのまま再現すると味が濃すぎたため、塩分を少し減らした。保存料や化学調味料は使わず、一番多い具材はオニオンソテーだ。生協が開発を行っているため原材料にかなり気を遣った商品になっているという。
「5月に企画が立ち上がり、8月には商品を形にする必要があったので、かなりタイトなスケジュールでした。西日本にあるカレー製造工場が7月の集中豪雨で被災してしまうアクシデントもありましたが、何とか商品化することができました」と宮崎次長は当時を振り返る。完成した川内第2食堂普通カレーはまず、8月末に卒業生を集めて行われたイベントでお土産として配られた。会場では試食会も行われ、多くの卒業生が当時の味を思い出し懐かしんだ。
その後、9月20日には生協各店とインターネット通販で販売を開始。前評判に加え、当日は川内キャンパスで学会が開かれていたこともあってか1日で売り切れ状態になり、通販でも200個ほどを売り上げた。「学内外のたくさんの方にご好評をいただいています。商品もまた店頭に並びますので、さらに多くの方に食べてみてほしいです」と里見さんは手ごたえを語る。
普通カレーの売り上げの一部は東北大学基金に寄付される。卒業生が普通カレーを購入することで学生時代のことを懐かしむと同時に、大学の発展に寄与することができる。「今回の普通カレーを皮切りに、今後も東北大学、東北大学基金を盛り上げるためにさまざまな商品を開発していきます」と里見さん。本学の記念グッズのさらなる充実に期待が持てそうだ。