【一言居士】―2018年11月―人生に無駄なことなんてない
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皆さんには今まで打ち込んできたことがあるだろうか。また、趣味や特技として長い間やってきたことがあるだろうか▼この「東北大学新聞」を作っているのは報道部。私は大学に入学してから2年と半分、報道部の部員として「東北大学新聞」を作り、他にもさまざまな活動を行ってきた。記事の執筆、取材をする上でのやり取り、関係各所との連携、紙面の編集など、多くのことに打ち込んできた▼「人生に無駄なことなんてない」と人は言う。私はこの言葉に今まで懐疑的だった。報道部での経験も、必ずしもすべてのことがこれからの人生の糧になるとは思っていなかった。仲間たちと新聞を作った時間が宝物、そういうことだと考えていた▼今夏、私はインターンシップで仕事の体験をしてきた。そこで私は企画書を作成した。その時に役に立ったのは新聞の紙面を編集するときに培った技術だった▼報道部の活動の中で今後役に立たないと思っていた編集が思わぬところで活用できた。「人生に無駄なことなんてない」この言葉、これからは頭の片隅に入れておこうと思う。
(文責:皆川)