【新入生向け2019】編集長より ~皆さんと縁がありますように~
https://ton-press.blogspot.com/2019/04/2019.html
本学に入学して2年が経ちました。報道部に入っていることもあってか、これまでたくさんの学生と出会ってきたように思います。今、取材をしてきた一人一人を思い出すと、どの人もみんな個性があって、けれど等しく優しくて、思わず独り微笑んでしまいます。年上年下関係なく、その場限りの友達のようだった彼らと、「また会って話がしたいな」とも思いますが、それが叶わないことも取材の醍醐味の一つなのでしょう。
報道部の取材は本当にさまざまなのですが、私は学生への取材が一番好きかもしれません。学生の話にじっと耳を傾けると、自分が歩むことのなかった学生生活を追体験しているような気がして、密かに感動を覚えるのです。もしかしたらあり得たかもしれない、もう一つの自分の人生を想像するのは、この上なく楽しく、そして、少し切なくもあります。その切なさも、またよしです。
実は、この「編集長より」、書くのに少し難儀しました。自分には、新入生に語るべき何物も持ち合わせていないと思っていたので。けれど、私自身は、これからも何も持たずに残りの学生生活を送りたいと思っています。取材における技術が身につくと、うれしい反面、ちゃんと相手の熱量を汲み取れているのかどうか、不安にもなります。引退がじわりじわりと近づいてきた私個人としては、完全にまっさらな気持ちで相手と対峙する取材をすることが今の目標です。
新入生の皆さん、これからの大学生活で、驚くほどたくさんの人と出会うことでしょう。皆さんの中には、他人と関わることが苦手な人もいるかと思います。でも、安心してください。東北大生は優しい人が多いです。拙い取材でもなんとかなってきた私が言うので、間違いなしです。願わくは、他人の核に触れることの感動を、同じ報道部員としてみなさんと共有できれば最高です。
「これを読んでいる新入生の中にも、取材先で会う人がいるんだろうなあ」と思うと、書くのがとても楽しかったです。最後になりますが、新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。
報道部の取材は本当にさまざまなのですが、私は学生への取材が一番好きかもしれません。学生の話にじっと耳を傾けると、自分が歩むことのなかった学生生活を追体験しているような気がして、密かに感動を覚えるのです。もしかしたらあり得たかもしれない、もう一つの自分の人生を想像するのは、この上なく楽しく、そして、少し切なくもあります。その切なさも、またよしです。
実は、この「編集長より」、書くのに少し難儀しました。自分には、新入生に語るべき何物も持ち合わせていないと思っていたので。けれど、私自身は、これからも何も持たずに残りの学生生活を送りたいと思っています。取材における技術が身につくと、うれしい反面、ちゃんと相手の熱量を汲み取れているのかどうか、不安にもなります。引退がじわりじわりと近づいてきた私個人としては、完全にまっさらな気持ちで相手と対峙する取材をすることが今の目標です。
新入生の皆さん、これからの大学生活で、驚くほどたくさんの人と出会うことでしょう。皆さんの中には、他人と関わることが苦手な人もいるかと思います。でも、安心してください。東北大生は優しい人が多いです。拙い取材でもなんとかなってきた私が言うので、間違いなしです。願わくは、他人の核に触れることの感動を、同じ報道部員としてみなさんと共有できれば最高です。
「これを読んでいる新入生の中にも、取材先で会う人がいるんだろうなあ」と思うと、書くのがとても楽しかったです。最後になりますが、新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。